※HP内に記載されております内容や画像等に間違い等不備がある場合が稀にございます。わかり次第その都度訂正いたします。またお気づきの点がありましたらご連絡ください。速やかに訂正をいたします。更新時の時間帯(夜間)により、ほぼ眠気によって起きる間違いがほとんどとなります。その旨ご理解ご了承願います。ノギス画像については、冬季に行う予定です。先日記事にアップした87mm1615-38(翅開き個体)がノギス撮影中の不注意で★となってしまいました。動きの少ない冬眠時期に計測する事が安全と判断した次第であります。皆さん経験している事と思いますのでご理解いただけると思います。尚、当HPでご紹介しております個体群はすべて現存している個体ばかりです。いつでもご訪問して頂きご覧いただけます。生き物ですので突然死等もございますがそういう例はごくわずかです。また再計測後サイズダウンしている個体は速やかに訂正させて頂きます。宜しくお願いいたします。


 (東北の虎。)は目指します。『川西8532』・『久留米9030』 !!

2014年度ブリード数~898頭  2016年度ブリード数~549頭  2017年度ブリード数~615頭

 


☆The latest news☆

《ヤフーオークション入札についてのお願い》

 

新規IDでの入札をご希望される方は、お手数ですが当HPのこちらから、郵便番号/住所/お名前/電話番号を明記の上、落札の意思がある事をお伝えください。急なご連絡に対応できかねる場合もございますので余裕を持ってお願い致します。こちらから折り返しご連絡を差し上げます。ご連絡のない新規IDからの入札は確認次第、入札の削除とブラックリストへの登録を行います。

お手数おかけいたしますが、ご協力宜しくお願い致します!


◎TT川西産オークション出品のお知らせ

3/15(木)頃から出品予定!!

♂80mm以上、♀53mm以上

ヤフオク

皆様いつもありがとうございます。

《注意事項》

マイナス評価の多い方や、新規IDの入札を禁止致します。

評価5以下の方はヤフオクの質問より入札のご連絡をくださいませ。また評価の内容によってはこちらの判断で削除する場合がありますがご了承願います。宜しくお願いいたします。

TT川西産各系統2017年度新成虫

良血統個体掲載中!

 

 

虎 shopへGO!


※TT川西産にご興味をお持ちいただき誠にありがとうございます。おかげさまで多数のユーザー様からご購入いただいております。

HPより多くのお問い合わせ及びオークションでの落札をして頂いておりますが、ユーザー様の返信やご連絡の見落としが(その様な事が無いよう努力をしておりますが・・・)稀にある場合がございます。万が一こちらから返信がない場合もう一度ご連絡頂けますと助かります。

大変お手数おかけいたしますが宜しくお願い申し上げます。東北の虎。虎壱


topics~nice day

 ◆川西産から40gアップ 2018.03/02(金)04:34

【 交換データ 】

◇2017年度-R58番ライン

♂:85.0mm(東北の虎。14年8254-K2)GL血統

♀:54.0mm(東北の虎。16年15-01:早期)G血統

◇管理番号:17R58-35

使用ボトル(PET)

●1本目:09/11   800cc  

3令割出:TT2(クヌギ5/ブナ5/オオヒラ)

●2本目:12/11   1500cc 

33.8g:TM(クヌギ5/ブナ5/オオヒラ)

●3本目:02/27   1800cc 

40.4g:TTD(ブナ100/ヒラタケ)

 


R58番/TT川西産GL血統 17R58-8554GL  85.0mm(8254-K2)GL 54.0mm(1615-01)G/早   

 

♂85.0mm(14年度8254-K2)GL血統:虎壱氏

♂82.0mm(銚子G:12年度KG514)古川氏

♂83.0mm(銚子G:10年度)古川氏  
    ♀54.0mm(GG系:10年度)森田氏  
 

♀54.0mm(GG85秘蔵系12年度)森田氏

♂♀詳細:個体カードを希望しなかったため、親の詳細無し(GG85系:10年度)  
       

♀54.0mm(16年度早期15-01)G血統:虎壱氏

♂85.0mm(14年度09-31)

G血統:虎壱氏

♂82.0mm(銚子G:12年度KG514)古川氏 ♂83.0mm(銚子G:10年度)古川氏
      ♀54.0mm(GG系:10年度)森田氏
    ♀53.2mm(GG85系:12年度GG85-050)森田氏 ♂85.0mm(GG85系:10年度)森田氏
      ♀58.0mm(GG85系:10年度)森田氏
 

♀58.1mm(14年度12-52)

G血統:虎壱氏

♂80.2mm(GG85系:12年度GG85-012)森田氏 ♂85.0mm(GG85系:10年度)森田氏
      ♀58.0mm(GG85系:10年度)森田氏
    ♀53.0mm(銚子G:12年度KG508)古川氏 ♂83.0mm(銚子G:10年度)古川氏
      ♀54.0mm(GG系:10年度)森田氏

スゴイ風が吹き続けています。寝られないので記事アップしました(笑)

さてさて・・・まだ3本目の交換予定は3月中旬頃からですが、菌糸の状態を見て1本だけ交換をしたボトルからご覧のように今期も40gが出現しました。もちろん川西産です。今の所菌糸の状態はとても良く、615頭中(オオクワのみ)暴れは3本くらいしか出ていません。今までの失敗から得られたデータをもとに温度対策等々したことが今の所上手くいってるようです。しかし、これらの管理がはたして羽化サイズにどう影響するかは、わかりません。親虫データを見て頂きたいのですが、♂は14年ブリード個体のGG系(当管理GL血統)に、♀は早期16年ブリード個体のGG系(当管理G血統)を配合した、長刃系大型血統(100%GG系)になります。こちらは銚子古川さんから直接購入した『銚子G血統』×本家直接購入『森田GG85系』が軸となる配合になりますね。また幼虫は3令初期での取り出しから40gアップしていますので、どの幼虫が大きくなるかを各ステージで100%知り得ることは不可能であることがわかります。幼虫形状もあまり気にしておらず、しいて言えば頭の大きな幼虫は期待が膨らみます(笑)3本目は今季初めて使用するヒラタケ菌ですが、きのこの生えにくいものになります。大きな幼虫を何とか完品で羽化させるために、出来る事はすべてチャレンジしていきたいですね。

 ◆プレス機をカスタムしてみよう(笑)~ B.B-ART 2018.02/26(月)06:46

B.B-ART

オークション

HP

握り玉以外にも様々な加工品がありますのでご興味にある方はのぞいて見てください!

私が最近嵌っているプレス機のカスタムですが、その握り玉を製作してもらっている『B.B-ART』さんをご紹介します^^

ご紹介いたします握り玉はご覧のようにビリヤードの球になります。大きさは直径57.1mmで大きく握りやすいです。大きくなることで力が入れやすくなり、また最後に押し込む所だけ交換すると目安にもなりボトル詰めがよりスムーズに行なえます。画像の様にMLB仕様もあればもちろん数字のボールもあり、ゴロ合わせなども楽しめます^^すべて交換してもよし、1個だけ交換してもよし、自分のプレス機をカスタムするのは『自分専用度倍増~笑』となり、愛着がさらに増すことでしょう!

【アシュタカプレス機】

タイプ20S:加工穴サイズ~M12×P1.75(標準握り玉直径40mm)

タイプ25S:加工穴サイズ~M16×P2(標準握り玉直径50mm)

タイプ30T:加工穴サイズ~M16×P2(標準握り玉直径50mm)

タイプ20Sはレバー延長×握り玉交換でパワーアップが見込めます。

レバーの販売も可能ですのでお問い合わせください。

サイズは210mm~600mmまでございます。六角ナット2個付き無着色

【三階松製プレス機】

200kgタイプ:レバー&握り玉交換(M12×P1.75)でパワーアップが見込めます。

300Kgタイプ:未確認

420kgタイプ:未確認

※わからないことがあればお問い合わせください。カスタムは自己責任でお楽しみください(笑)


 ◆久留米復帰初年度にしてはイイ感じです。 2018.02/08(木)07:26

【 交換データ 】

◇2017年度-C6番ライン

♂:84.5mm(黒王氏)×♀:54.6mm(masuko氏)

◇管理番号:17C06-01 

使用ボトル(PET)

●1本目:08/15   800cc  

初令 :TT2(クヌギ5/ブナ5/オオヒラ)

●2本目:11/27   1500cc 

30.2g:TM(クヌギ5/ブナ5/オオヒラ)

●3本目:02/07   1500cc 

38.9g:TTS(クヌギ5/ブナ5/オオヒラ)


久留米 ボトルで軽くなっているのが1本ありましたので、ちょっと早かったんですが交換してみました。どの位まで大きくなってるんだろぉ~という興味による交換ですね(笑)

交換してみると、目に入り込んできた幼虫はデカいではないですか!計測してみると・・・おぉ~30.2gからの38.9g!やはり体重が乗ってくると嬉しいですね。2本目の温度を低めに設定しての38g台ですので嬉しさ倍増です。もちろん羽化してみないとわかりませんが、久留米も何とかいけそうだという手ごたえを感じました。たぶん(笑)

久留米復帰初年度ですが、まずは38g位から87mmとか出てこないかなぁ~と(笑)そんなにうまくいくはずはありませんが最後までキッチリとお世話したいです^^

う~ん、これは早めに3本目を用意しておいた方が良さそうだなぁ~!?

⑥黒王氏×masuko氏

17C06-8454KM

84.5mm(黒王氏)                 

54.6mm(masuko氏)   

 

 ◆今年の強制早期は少ない体重から~&2018年度♂親紹介(1) 2018.02/05(月)22:18

久々の投稿です。ノギス画像も2人で撮影すればもっとうまくいきますが1人での撮影のためご勘弁を!

2018年度ブリードに使用する♀の仕込みですが、今回は目先を変えて早期羽化させてみました。2017年度では比較的体重の乗った幼虫を仕込んでいましたが、今回は11g台までの幼虫を選んで仕込みました。その中から大きく羽化した♀を探し出すためですが、11.6gから52mmで羽化した還元率の良い♀が!よーし、見つけたぞ~という感じです(笑)思惑通りの♀が羽化してくれたので嬉しいなぁ。もちろん初めての試みですので、配合してみないとわかりませんが2018年度の楽しみが増えました(笑)

画像の様にお腹も黒くなっていますが、1月中頃の羽化確認ですのでもう少しサイズダウンするかもしれません。

♀の詳細です。17年B13番で、何とTT川西産G血統から出てきたんですよね~!マジか!?楽しみです^^

B13番/TT川西産G血統            17B13-8254G 82.4mm(1408-47)G              54.7mm(1412-21)G  

 

さてさて・・・2018年度の♂親の紹介もボチボチしていこうかなと思います(笑)

画像の♂個体は83.0mmで頭幅29mmオーバーという、見ての通りの『重戦車形状』です。顎もバランスのとれた美しさ、張り出し、太さは圧巻です!全体のバランスも私が目指している『8532形状』にグッと迫る素晴らしい個体で、ちゃんとイイのが羽化してるんですよ(笑)まだまだイイ♂がおりますので少しずつ紹介していきたいと思います。♂親の詳細ですが、16年29番、TT川西産C血統になります。

14年12番G血統×14年25番D血統は最高の形状を持った親同士の配合で、キッチリとその遺伝子を受け継いでくれました^^

う~ん楽しみです(笑)2018年度のブリードラインは少なくする予定だが・・・また多くなりそうだなぁ~(笑)

 TT川西産C血統 ㉙1629-8656CGD 86.0mm(1412-05)G 56.8mm(1425-26)D

 

プレス機の画像は、握り玉をすべてビリヤードの球に交換しました。重さがあるので操作性が上がり使いやすくなりました^^

グッと詰める最後のレバーに1個だけ付け替えると、詰め具合の目安にもなりますし、全部交換しても数字で詰め具合が確認できてとてもいい感じです。球自体も大きくなるので握りやすく、押し込む力が倍増します。気になる方はどこで作ったのか教えます^^お問い合わせから質問してください!

次回は♂親の紹介②とボトル容器について少し書きたいと思います^^

 

 ◆ヤフオク出品&川西産からも39g台!乗り過ぎですが嬉しいですね(笑) 2018.01/17(水)06:56

お問い合わせ頂いておりました皆様お待たせいたしました^^ようやくヤフオクへ出品できました(笑)19日(金)21時以降終了1円スタートになります。

元木氏作出『元祖奈良輪SP』の出品もございますのでぜひご覧ください^^

さてボトル交換も順調に進みあともう少しで2本目への交換が終わりそうです。前回の交換で久留米産から39g台が出ましたが、川西産からも1本目で39.3gが!でたっ^^

完全に乗り過ぎです(笑)でもボトル交換はこういうのが出ると楽しいですね^^しかしわからないものです。長い間こうしてオオクワガタのブリードをしていますが、ブリードの感覚的な部分は確実にスキルアップしておりますが、配合だけはやってみないとわからないですね。幼虫の形からも最終的にどうなるかもわかりません。細かく観察した長年のデータ上でそれらが証明されています。わかれば楽なんですがね・・・(笑)

今回39gが出たラインですが親虫は♂80mm×♀51mmとあまり大きくありません。しかしながら39g出現をはじめ体重の乗りは優秀な配合になります。

43A番/TT川西産C系統  17A43-8051C  80.0mm(14-220)銚子G  51.6mm(1633-32)C/早

ヤフオクに出品しているサイズでも十分優秀な配合を引き当てられるかもしれません!川西産で85mmアップは迫力満点です!

さてさて・・・3枚目以降の幼虫はなんの幼虫か分かりますか?46.2gと41.9gはマリンドッケオオヒラタクワガタの幼虫です。画像ではわかりづらいかもしれませんが、全体的に太い感じでお尻がデカい!6枚目の画像はアルキデスヒラタクワガタの幼虫で頭が半端なくデカいです(笑)なんにせよオオクワガタよりも大きくなるでしょうからボトルもデカいものを用意しないといけませんね。オオクワガタの幼虫と比べてみましたが、パッと見違いが判りませんが、よ~~~く見るとやっぱり違います。そりゃそーだ(笑)

 ◆久留米からまさかの39.3g!本物なのか!? 2018.01/09(火)00:58

これは個体力なのか、たまたまなのか・・・!?というのは、2017年度のブリードは幼虫の体重をどんどん増やすような管理をしていない中、久留米から1本目で39g台が出てしまった?事で・・・正直ちょっとビックリしています。全く想定していないというか久留米は2~3世代は土台作りと考えていましたからね。色々と観察してみると菌糸のオガ配合から見た傾向は、我が家の久留米はブナ100%のボトルもしくはブナの割合が多いボトルの方が体重が乗っているようです。温度は川西と同じ温度帯です。不全や★のリスクは上がりますが、やはり体重が乗ると嬉しいというのが本音。それが個体のサイズの反映してくれたらもっと嬉しいんですがねぇ(笑)この39.3gは秘密兵器のボトルに投入しました。また計画している2本目の温度をしっかりと管理し上手く羽化させたいですねぇ。さてさて川西ですが、G血統からも38gが出てきました。血が濃くなってきているのでうまく管理しないと厳しいかなと思いますが、こちらも秘密兵器のボトルに投入!上手く嵌ってくれればと思います。そして3本目のボトルですが、こちらも新たなブレンドを考えています。おそらくですが、このブレンドが上手くいけばキノコと完全?にサヨナラできるはず!ちなみにカンタケではないですよ(笑)この配合は、かなりの威力を発揮できそうな感じですので2018年度は1本目で使用する予定です。う~んでもでも・・・ブレンド失敗したりして・・・(笑)失敗したら笑えねぇ~(汗)

久留米/B②番 masuko氏×856系(東北の虎。)             

17B02-8352MT856            83.5mm(masuko氏) 52.8mm(1510-04)856/K75
A12番/TT川西産K4血統 17A12-8354K4  83.7mm(1201)G  54.7mm(2704)K4 
A14番/TT川西産C血統                 

17A14-8356C

83.3mm(2202)D  56.0mm(1615-32)G/早
B39番/TT川西産G血統 17B39-8354G  83.2mm(0824)G 54.8mm(1059)G

 

 ◆質問に関して&1本目ボトル交換 2018.01/02(火)23:28

昨年中に数名の方から質問がありましたので、ペーペーの私で申し訳ありませんが・・・まとめてお答えさせて頂きます(笑)

Q. 割出時にマットに落ちていた、幼虫はどのような管理をしていますか?

A. 通常管理になります。マット落ち幼虫から30g後半、85mmアップが出ています。全力で飼育してください^^

Q. 割出時に3令などに加齢した幼虫の管理は?

A. こちらも同様に通常管理で、30g後半が出ていますよ!こちらも全力で!

Q. 東北の虎。さんは秋の割り出しなんですか?

A. 秋の割り出しといった季節感覚でのスタイルではありません。私のブリード環境では逆算して9月前後の割り出しが良いのではという事で只今検証中です。2016年度より本格的に検証しており2017年度は約7割ほどが8月~9月の割出です。結果は画像の通り。ブリード環境は皆さん違いますから適切なブリード計画を立てることが重要です。

Q. 温度は?

A. 温度は本当に大事だと思います。各々のブリード環境にあった温度帯を見つけることは必須ですね。

Q. 菌糸選びや添加剤について教えてください。

A. 菌糸は基本クヌギとブナの粗めと中目もしくは微粒子を配合して使用しています。2017年度はほぼ手詰めで容器はPETボトルを使用しています。透明なので羽化後成虫の管理に使用できるので無駄になりません。また蓋がスクリュー式ですので脱走の心配がありません。添加剤は1ブロックに15ccと添加量を決めております。入れる物も決まっています。添加剤はあくまでも菌糸に向けた物で幼虫に向けた物ではありません。数年前添加剤に大金を使い失敗した経験から今現在に至ります。結果は上々です^^

Q. 幼虫体重について

A. こればっかりは考え方が様々ありますが、私の経験でお答えしますと最終ボトル交換時40g以上の幼虫を完品羽化させるのはかなり難しいと思っています。ここ最近は40gオーバーが普通?になっておりますが数年前までは考えられない事です。もちろんブリーダー様の血統力を上げるその情熱は半端なく飛躍的なサイズ更新がここ数年で見られますね。しかしながら餌屋さんの努力も見逃せません。餌ででかくなっているのか?個体の力で大きくなっているのか?見極めが必要になってきます。体重の乗った系統同士を配合してもっともっと体重が乗るように育て、強い餌?を食べさせ?そしていずれ40g以上でもどんどん羽化してくるようにするなんてことは遺伝学から見ても達成する前に死んじゃうぞって、岩手競馬の友人に笑われました(笑)というかそんなのできたら遺伝学でノーベル賞だか何とか賞をもらって世界で有名になれるぞって・・・(笑)もちろんやってみないとわからないぞってことで2世代にわたり検証しましたがまぁまぁ面白いデータが取れましたよ。大型化や重戦車化(太くするという意味ね^^)を諦めたわけではなく視点を変えてチャレンジしています。なので『東北の虎。』は幼虫体重競争から撤退です(笑)でも・・・体重が乗った方がウキウキする自分がいるということは否めません(笑)

Q. 配合について教えてください。

A. もちろん親虫を選ぶ基準は自分なりにありますが、親虫として選んだ配合がすべてが大きくなるわけではありません。2016年度から実験的にまったく駄目だと思う配合も試していますが、大きくなっているラインが出ています。このような結果から考えると、最終的には『相性』なんだと感じています。約70パーセント以上は配合センスや個体を見る感覚の長けているブリーダーさんが運を引き寄せるのではと考えています。温度やその他に関しても感覚は大事だと思っています。今までやってきて色々な経験をしましたが、大事なのは『感覚』や『相性』の他に『柔軟な考え』と『個体の持つ傾向』です。

Q. 自然早期羽化の個体は使用しますか?

A. 2017年度に初めて、早期羽化個体の♀を配合しました。♂は使用したことがありません。今の所強制早期及び自然早期の♀を配合したラインはビックリするくらい良い結果が出ています。自然早期は必ずしもダメじゃない事がわかりました。やはり『相性』?なんでしょうか?

Q. ゼリーの交換は?

A. 夏場でも約10日~14日に1回程度です。

Q. ブリード環境で使用しているアイテムは?

A. 2017年度より加湿器を導入しています。それ以外では扇風機2台、空気清浄器、除湿機、エアコン、シーリングファン、ピカ温室、マリンサーモ位です。

とこんな感じになります。良かったら参考にして頂けたらと思います。参考になるかな?(笑)

さて本日はなんやかんやで20本ほどしかボトル交換ができませんでしたが、16年早期15番、21番絡みをはじめ銚子さんG血統や、TT川西産K4、TT川西産GやGL、TT川西産Cとすべての血統からまんべんなくいいのが出ている感じです。1本目から2本目の温度帯を2016年度は失敗していますから2017年度はしっかり管理し、自己ギネスの更新を何とか達成できたらと思います。ようやく川西産も85mmの壁を越えてきましたし、形状も楽しめる血統でありますからどんどん川西ファンが増えてくるでしょう^^数年前までは考えられない事でしたので、今後はもっともっと川西産を盛り上げられたらうれしいですね^^

 ◆謹賀新年!今年も宜しくお願いいたします^^ 2018.01/01(月)23:36

皆様あけましておめでとうございます^^昨年中は沢山の方々に大変お世話になりました。この場をお借りして心より感謝いたします。今年も変わらぬお付き合いを宜しくお願いいたします^^こうしてHPをアップするのも久しぶりですが、ネタは結構溜まってまして・・・笑 忙しくて中々時間が取れず、ホントやばいです(笑)ネタの方は少しずつアップしていきたいと思います。さて、昨年アシュタカさんにプレス機製作の依頼をしましたが、正式に発注となりました。完成予定は4月頃で名前も『type30T-TP(ツインプレス)』に決定しました。TPはツインプレスの他に虎壱プレスやタイガープレスとも呼べるようにアシュタカさんが考えてくださり、かなり気に入っております。完成が楽しみですね^^私はと言いますと30Tをプチカスタムして結構楽しんでますョ(笑)画像の握り玉は見ての通りビリヤードの球です。私的にはかなり良いのではないかなと思っていて、少し重さもあるので反動でレバーが回しやすくなりました。取っ手もアルミパイプで補強して見栄えが良くなりました。自己満ですが(笑)またギアボックスのズレ防止も念のため取り付けてみました。その他にもアイディアが浮かんでいるので少しずつカスタムしていきたいなと思っています。さてさて2017年度ブリードですが、私の所は今からが1本目の交換時期となります。今日も20本ほど交換しましたが、まぁまぁ計画通りの幼虫が出てきましたので、アップします。でもちょっと乗り過ぎた感じかな・・・。羽化不全や蛹での★は何度経験してもがっかりしますからね。まぁでも策はありますので何とかうまく羽化までいけたらと思います。明日も1日中ボトル交換だなぁ~(笑)

12/11(月) 1本目交換はじまりました~!そしてアシュタカプレス30T改、30T-Wプレス(仮名)の製作依頼!!

もう12月ですね。1か月ぶりの更新です(汗)2017年度もあともう少し。最近は年を取ったせいなのか、ものすごく時間が早く感じます。

TT川西産の方はと言いますと、ボチボチ1本目の交換がはじまっています。いつも使用しているカメラがまさかの電池切れ。画像が残念ながら少ないですが最高で♂37g、♀22gが出ています。1本目としては良い出来です。やはり川西と久留米の体重の乗りが違いますね。久留米は久々ですのでリハビリみたいな感じです(笑)

さて・・・2016年度のブリードで、あるものを入れると幼虫体重が乗りやすい事が少しわかってきた。あまり体重アップを図って羽化させないことにはどうしようもない。しかしながら本当の意味で大きくさせないといけない。そのデータをもとに2017年度は1本目の添加剤(先添加、後添加ともに)を少し変更し、羽化させることに重点をおきながら大きくさせるための配合や素質を見極めたいと思っております。2017年度は『素質』のある個体を選ぶうえで見落としがないか、2017年度では早期♀を配合したラインが多くあります。面白い事にこれはあまり良くないだろうというラインからも良いのが出てるんです。やはり今までの親虫選別では見落としがあったんだなと。あえてこの♀は使わないと思った♀を使って見た結果です。やはり以前から言っております『相性』こそが大きくなる一番の要因なんだなと実感しております。だって生き物だもの(笑)『素質』と『相性』見極めたいですね^^今回は1本目の幼虫体重はあまり参考にしません。2本目の交換時の体重に注目したブリード計画ですので、勝負は後3~4か月後です。それまでのブリード計画が本当に大事になってきます。個人的には薄皮の35gは注目です。今年から採用しているPETボトルも上々で使いやすいですね。最後まで使用してみてどうなるか?楽しみです。さてさて・・・今年プレス機を新たに導入し、最高のマシーンを手に入れもう手放せないものになっています。先日は1日44ブロックをあっという間に詰めてしまった時は、『なんて楽なんだろう』としみじみ思いました。そのマシーンとは『アシュタカプレスtype30T』でHPでもご紹介しておりますが、このマシーン本当に楽なんですよね。知人からは『そんなにパワーはいらないですよ~』と言われますが、パワーがあるがゆえに本当に楽なんです。人間は楽を覚えたらもう戻れません(笑)

そんなある日、プレスマシーンを見ていたら・・・ふと閃きました。うまくいけばもっと楽できるんじゃね!と。そこで手書きの設計図(画像5)をアシュタカさんに送ってみました。受けてくれるだろうか?そしたら・・・なんて懐の広い方なんでしょう!設計図(画像6)まで作って頂き、何とか形にしてみましょうとお返事を頂きました!しかし作るとなれば簡単ではありません。色々とクリアーしなければならないことが沢山あると思いますが、新しい事に挑戦する事は楽しい^^と2人の意見が一致!アシュタカさんのお力をお借りしてこの『アシュタカ30T-Wプレス』の製作がスタートしました!これはホント楽しみです。まさにパワーのある30Tだからこそ成しえる事。まさに本領発揮と言っていいでしょう!

11/08(水) 菌糸詰め~発菌良好!

11/7は予定しておりました菌糸詰め作業をしましたョ。28ブロック(1500cc×69本)を詰めましたが、アシュタカプレスタイプ30Tのおかげで詰め作業がホント楽になりました。もう一台ストックで欲しいな~。さて発菌部屋にボトルの様子を確認しに行ってきました。2日目ですがもう白っぽくなってます^^いい感じです。以前は冷やさずに詰めておりましたが、発菌の悪いボトルが出てくることもあり今は必ず冷蔵庫で1日以上冷やしてから詰めています。冷やさずに詰めた発菌の悪いボトルも、詰めた後に冷蔵庫で冷やすとキチっとまわってくれますが、今はそういう手間がなくなりました。やはり冷やしてから詰めているのが良いのでしょう。詰め加減も思った通りにできております。真ん中をふわっと^^今回採用したPETボトルは薄いですが丈夫で傷がつきにくく、尚且つ軽量で扱いやすいボトルです。最後の1000ccは10/31に詰めた物でもう使用可能ですね。いつでも投入できます^^とは言ってもあと500本ほど詰めなければなりませんので、毎週休みは菌糸詰め作業に追われます(笑)でもホント楽なんですよね^^タイプ30Tありがとー!と心から思っています!唯一の問題は12月末まで毎週菌糸詰めという過酷な日程に私の体力が持つかどうかです・・・マジで。・・・ユンケル飲んで頑張るしかないですね~。

11/07(火) 久留米産、お試し交換(67日)と3本目専用~新ボトルの発注

2012年以来4年ぶりに復活しました久留米産ですが、気になってしまい悪いクセで・・・♂らしきボトルを2本、♀らしきボトルを2本の計4本を67日でお試し交換をいたしました。(配合:黒王氏♂84.5mm×TT久留米産856系52.7mm:17B06番ライン)♂♀の判別は狙い通りで♂は28gと30g、♀は14g台が2頭で、久留米産にしては上出来でした!思った以上に体重が乗っていてすごく嬉しいです!しかも今季初挑戦のPET容器ですから尚更です^^さて今年は通しでPET容器を使用しますが、3本目専用として画像5の1000cc容器と同じくらいの背丈に1500ccを改良し、1800cc位の容量にします。今期2本目は通常の1500ccPET容器を使用しますが、来期からは2本目も改良型PET容器を使用する予定です。詰めるオガの量は同じです。また2000ccのPET角容器も試験的に使用し、丸容器と角容器での体重の乗り具合などを検証する予定です。今年は色々と試していることが多いので少し不安ですが、低コストにて大型化を目指すべく検証を今年も根気よく続けていきたいと思います。そして1年でも早く自分のブリードスタイルを確立させたいです。明日は菌糸の詰め作業で、下準備もばっちりです^^今期導入しましたアシュタカプレスタイプ30Tのおかげで作業がだいぶ楽になってます^^

10/21(土) TT川西産G(GG85系秘蔵)から派生したGL系統~TT川西産MA血統への進化

【個体データ】

2016年22番ライン/管理番号1622-14(1622-8652GL)/TT川西産GL系統

羽化サイズ:86.0mm

(※多少のサイズダウンも予想されます)

親虫:♂86.6mm(147951-28)×♀52.4mm(148254-33)

※本家GG85系含むGG系100%累代→TT川西産G系統として管理

本家GG系から派生したGG秘蔵系/長刃型を配合したライン2014年8254系、7951系を配合した2016年ライン→TT川西産GL系統として管理

2018年度より大型長刃9030形状を目指し、大型長刃系の傾向を持つ個体をTT川西産K4を軸に配合したライン→TT川西産MA血統として管理(MAはMountAugustuの略)

あれれ!?撮影中に右の触角が半分無くなっているのを発見。以前の画像を見直しましたら最初はありましたので、う~んショック!最近は親個体が★にならないか本当に心配です。さて『TT川西産MA血統』(※2018年度よりスタート)ですが、私が川西産の大型化を目指し本家より直接『少し顎が長く還元率の良いGGがいるよ』とのことで本家秘蔵の個体を購入し、2014年度ブリードに投入。そのブリードを成功させたのがこの血統の始まりになります。それからもう2世代目になりますが、皆様どうですか!このカッコいい画像の♂は個体番号1622-14の86.0mm(※9/29ノギス画像掲載)で頭幅は約29.5~29.7mmの迫力あるとてもとても美しい個体です。3本目交換時33.8gからの羽化で還元率も良く、蛹室もデカい!間違いなく『TT川西産MA血統』の親虫としてその力を存分に発揮してくれるでしょう!配合は本家秘蔵のクロスラインで2014年度ブリード『7951×8254』になります。♂は2014年度最大86.6mm(147951-28※翅パカ)に♀は52.4mm(148254-33)で掘り出し時蛹室が馬鹿デカかった個体を使用しました。私は各ラインの傾向も重要視しますが、個体の傾向をより重要視します。様々な情報を組み合わせ選別累代する事で、より優秀でより美しく、その血統別に狙った形状の固定を進めていくことが私のやるべき事であると思っております。またそれが楽しくてしょうがない。もちろん失敗も多くしますし、川西産のブリードは愛情を注いでも報われることが少ない血統であり心折れることも多々ありますが、その反面使命感から将来を展望した時に、今から何をすべきかを数多く考えさせられる血統であるが故、素晴らしい個体が羽化した時の嬉しさは超半端なく・・・!今までの苦労をすべてチャラにできるとてつもない魅力ある血統なんだと思うわけでして^^

前回の記事でも書きましたが『TT川西産MA血統』の軸となる系統は『TT川西産K4(※マツノ系)』ですが、こうして個体の傾向を観察し狙った形状の固定に向け選別累代する事で、いくつもの有効な(血の入替えによる大型化や不全対策等)ブリードが可能となり、その結果が待ち遠しく、より楽しく感じます。2016年度ブリードにおいてこの『TT川西産MA血統』として配合が可能なライン番号は、①番、②番、⑤番、⑬番、㉑番、㉒番あたりが有効でしょう。太さも兼ね備えていますが⑨番も面白そうです!うぃ~^^

10/16(月) TT川西産Dの基本形状~羽化個体のご紹介

今日も朝から足の治療・・・今日も痛かった!いや~長引いてます。わたしはMではありませんので、痛いのはホント嫌です。早く治ってほしいです。

さて・・・『東北の虎。TT川西産』では今後大きく3血統に分け、その特徴に拘った配合をしていくことが決定しております。簡単にご紹介いたしますと大型に拘った『大型9030形状~TT川西産MA血統』はTT川西産K4が軸になります。太さに拘った『大型短刃8030形状~TT川西産DAZZLE血統』はTT川西産Dが軸になります。そして『東北の虎。』メイン血統であります『大型重戦車8532形状~TT川西産血統』はTT川西産G、GL、C の3系統を軸にその8532形状に挑戦して行こうと考えています。(※軸になる系統には、すべての系統から羽化してきた個体の形状を観察し配合。)こうして各系統の方向性が見えてきたことで2016年度より『系統から血統へ~』をスローガンにその完成度を高め共通して『力強く美しい個体』を目指して行きます。そして、それらの個体の出現率を30%以上とブリードが楽しめる血統に育て上げていきたい・・・これが私の夢であります。画像はTT川西産Dラインから羽化してきた25番の♂になります。少しディンプルがあり、頭幅と体躯のバランスがまだまだですが、顎の太さやパッと見の迫力は備わっている優秀な個体です。この2016年Dラインは形状固定が進んでおり、DAZZLE血統の軸となる系統としては外せません。例えばDAZZLE血統ラインとして25番を軸にC系統の33番やGL系統では23番、G系統なら4番など太さ寄りの傾向を持つ個体を配合することで、より完成度が上がると確信しております。そうする事でそれぞれの傾向に拘ったブリードに有効であり、今までの系統分けですと各ラインの良い傾向を上手く生かせないため、こうした各形状に拘った選別累代をすることで、より魅力的な個体の出現率を高めていきたいと思っております。TT川西産をお買い上げいただきました皆様も、自分のスタイルに当てはめながら、様々な傾向を模索しお楽しみ頂けたら幸いです^^本日上がってまいりました画像の証明書は明日発送の分です!。もう少々お待ちください!TT川西産をお選びいただきまして本当にありがとうございます^^最後の画像はテストしていた添加剤がダメだったらしく一部菌糸の状態が良くありません。少し高温にてテストしているグループですが菌が負けてしまっています。ボトル内温度も想定温度より少し高いですね。ちょうど60日での交換で幼虫の重さは20gの♂でした。PETボトルが吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、1年を通して今期はPETで飼育してみたいと思います。なんか、失敗しそうな雰囲気がプンプンしております(笑)

10/10(火) ありがとうございます!~第一陣発送の準備と特注プレス部到着!

今日は抜糸の日でしたが、肉に糸が食い込んで抜けず来週に延期となりました・・・。抜糸ってあんな痛いの???はぁ~いやだわ~・・・。行きたくないな~~~。ぐちぐち言っていても抜糸はやらないといけないので、我慢するしかないですね。午前中に処置しましたが、今は・・・え~20:33ですがまだ痛いです。最近仕事休んでばかりだな。やばいな~(汗)さて昨日よりオークションを開始しましたが、早速の落札誠にありがとうございます!またHPからのお問い合わせに心より感謝申し上げます!第一陣の証明書と管理カードが出来上がってきました!発送までもう少々お待ちくださいね^^そして・・・だんだんと2本目の準備がはじまりますが、アシュタカさんより特注のプレスが届きました^^左から2枚目画像の真ん中ですが、1000ccのPETボトルに合わせて作って頂きました。ご覧のようにぴったり!!詰めかたの変更に伴い、三階松製のプレス機と併用し私が考えるスペシャルボトルにて2本目を攻めていきたいと思います。もちろん撃沈も覚悟の上。やってみないとわからない。何とか薄っぺらの大型幼虫を拝みたいものです。この場をお借りしまして、アシュタカさんこの度は極上のプレス部を作って頂きありがとうございました!!よ~し頑張るぞ~~~!

10/09(月) TT川西産血統~良型個体出現率が上がっています^^

私が求めております『川西産』は、自然でありながらも重厚であり尚且つ美しくある事です。そして自然な太さと美しく湾曲した大顎。すべてのバランスが究極なレベルに達した時、『TT川西産血統』に最大の情熱を注いだ今までの努力が報われるのだろうと思っています。まだまだその究極な個体にはお目にかかれておりませんが、一歩一歩近づいているように思えます。『8532』+『美形』が最終的な目標である私のブリードですが、今期羽化個体の中にはその可能性を秘めた個体が複数羽化しております。サーモ故障というトラブルに見舞われましたが今回羽化してきた個体を見て、私が何世代もの個体を選別累代してきたことは間違いでは無かったかなと感じています。まさにTT川西産の『血統力』を改めて強く感じましたし、これからも挑戦し続けていこうと。最近は努力の成果が少し出ているおかげで心折れることが少し少なくなってきてるように感じてます(笑)2018年度からは『TT川西産』各系統を中心に、太さに比重を置いた『TT川西産DAZZLE』と、長さに比重を置いた『TT川西産MA』の2つの新血統を立ち上げ、『TT川西産3血統』としてそれらの特徴を伸ばし新たな目標を持って取り組んでいきたいと思います。そうすることで皆様にもお楽しみ頂けたらこれほど嬉しい事はありません。私自身もブリードを続けていく上で『楽しい』という感情は物凄く重要であり大事なことであります。画像でご紹介しております個体は、ほんの一部ですが、G系/GL系/C系と83mm台を中心に美しい個体が羽化しており形状も重厚でその迫力は画像からでも感じて頂けるのではないでしょうか。80mm台(1631-28 80.5mm C系)頭幅29mmUPともなると、これもまた見ごたえありまして^^もちろんまだまだ貧弱な個体は数多くおりますが、その血統力を受け継いだ期待の個体ばかりです。また東北の虎。が大型化を目指し立ち上げました『TT川西産MA』血統に最も重要と位置付けております『TT川西産K4』は2017年度において複数のラインから幼虫を採ることができました。こちらも来期羽化が非常に楽しみであり、まだまだ私のモチベーションは右肩上がりです(笑)次はD系をご紹介いたします。

10/03(火) 新成虫のサイズ計測がようやく終了!そしてボトル交換~40g・・・

昨日の夕方緊急手術をしてきました。外来手術で日帰りでしたが麻酔がきれて・・・ものすごく痛かったです。初の手術でいつ切られるかビビってましたが、あっという間に終わってしまい、看護婦さんに笑われました。来週抜糸です。明日まで安静でお仕事はお休み・・・。ご来店下さる予定だった皆様、申し訳ありません!!木曜日から復帰します^^という事で、この休日を有効に使わせて頂きます!!今日は今期羽化個体のサイズ計測から始まり、2016年度ブリード分でまだ幼虫君をしているボトルの交換、お問い合わせをいただいております個体の撮影など精力的にクワ作業ができました^^そのボトル交換からですが、まだ40gを維持している個体がおりまして・・・というか増量しておりました(笑)増量せずに羽化してくればいいのに・・・。やはり40gは大きいですね。いつもは絶対にしませんが、手(素手)に乗せてみました。重い、デカい・・・(笑)2.000ccの角型PETボトルにマットを詰め投入しました。しっかりと潜ってくれてホッとしてます。♀も卵巣が見えないくらい脂肪?がたっぷりと乗っております。もう素手で触っております(笑)おそらく蛹化できないか、羽化しても不全確定でしょうね。でも少し期待を込め新しい菌糸へ。39.5gの幼虫は見た感じダメですね。2016年度は総数549頭中、♂30頭/♀9頭がセミ化となっており、♂は♀の約3.5倍。サーモの故障のため成熟期間が不十分だったことが原因のひとつと考えています。本日ボトル交換した39頭は、加温するのではなく2年で羽化(540日過ぎた時点で不全確定ですがあえて違う方法で実験します)させるよう1週間ほどおいて菌糸に馴染みましたら、低温庫へ移動しじっくりと成熟してもらいます。うまくいけば!?来期羽化してくるでしょう。期待せずに待つとします^^さてさて今期羽化個体もサイズ計測がようやく終わり、お問い合わせのあった個体を選別するべく・・・にらめっこ。この時間は好きです^^幼虫時代のデータ等々を照らし合わせてセレクトしました。我がTT川西産はまだまだこれからの血統ですが、ポテンシャルは十二分にあります。

ぜひ川西産のブリードをお楽しみいただけましたらと思います!!

10/02(月) TT久留米産877系統の祖である久留米血統作出者 Berg Spinne 氏より追加補強!

来期ブリードに向け本気モード全開の久留米産ですが、TT久留米産877系統の祖である久留米産血統作出者Berg Spinne氏より追加補強をいたしました。画像は♂84.4mm(HE2-28-03)ですが、どうでしょう!?この個体の持つオーラを感じて頂けますでしょうか!画像は光の当たり具合を変えて色々撮ってみました(笑)いつもながらの極上スペックでして、肌艶といい顎の長さや体躯のバランス等どれをとっても素晴らしいとしか言葉が出てきません。今現在オークションに出品されておりますが、皆さん・・・オークション画像より実物は期待を裏切らない素晴らしい個体ですよ!という事で、こんないい個体がビックリ価格で出てますよと、逃したらもったいないですよと、『ウズウズ』した結果、勝手に宣伝という形となりました(笑)久留米補強をお考えの方がおりましたらぜひともその極上スペックの個体を手にしてみてはいかがでしょうか!いや~ホントいい個体だよ^^ こちらからご覧ください!

09/29(金) 2016年度ブリード~TT川西産ノギス画像

今回アップいたしましたノギス画像は一部お見苦しいと感じられるかも知れませんが、100%GG系統での88mm(尻を少し押し込んでの計測です)に到達した個体をぜひご覧いただけたらと思います。先日計測した時は動いてキッチリ測れなかったため87mm台と記事に書きましたが、何とか88mmをキープしてくれました。ようやくここまで大きくなってくれたなという感じです。サーモの故障という不運に見舞われましたが、たとえ翅パカであってもこうして元気に羽化してくれたことは個体の羽化力が勝ってくれたのだと思いますし、またノギスを当てた時の感動は長年の苦労が報われた瞬間であり、まさに感慨深い思いで一杯です。川西産での88mmはまだまだ先が長いと思っておりましたので、このような翅パカ個体ではありますがご紹介いたしますことをお許しいただければ幸いです。きっと川西産で期待の幼虫たちが羽化できず★となったり、大きな蛹で★となったり、羽化しても見るに堪えない不全で最後の最後にモチベーションがガタ落ちした経験をされた方は翅パカであっても88mmという個体が羽化してきたことがどれだけブリーダーとして嬉しい事か分かって頂けるのではと感じております。今回ご紹介しております翅パカ個体はどれもお尻がきれいに収まっており、ブリードできる状態の個体です。来期の親虫として数頭の♀を配合し次世代に繋げ、更なる大型化に挑戦したいと思っておりおます。また2016年度からスタートしておりますTT川産C系統ですが、1世代目から完品85mm台をはじめ84mm台も羽化しており、もしかすると2世代目でいきなり86mmアップが拝めるかもしれません。継続して選別累代を重ねていきたいと思います。(画像は残念ながら動いて撮影できませんでしたので後程再チャレンジいたします)さてさて、1622-14番の♂ですが昨日85mm台にサイズダウンしたと書きましたが、何とか86mm台をキープしておりました。この個体はディンプルのない美しい個体でまだまだ余裕が感じられ、こちらも次世代に期待です。まだまだ羽化個体の中には良い個体がおりますので、少しずつご紹介できたらと思います。♀も後程画像アップいたします。最後の画像は来期の親候補83mmです^^バランスがとても良くカッコいい!銚子川西G血統の力は絶大です^^

09/29(金) 2016年度ブリード総括(※画像は後ほどアップいたします)

今回は川西産裏年(当ブリードにおいて)でしたが、1本目交換時から幼虫の体重が予想以上に乗っておりましたので期待のスタートでした。♂は43g、♀も23gと目標の88mmが出るのかも?と力が合はいりましたね(笑)しかし掘ってみると幼虫体重からの羽化サイズは川西産特有の横幅還元傾向を考慮してみても♀はとても良いサイズで羽化してきましたが、♂はなぜか物足りないものでした。そこで、この2週間あらゆる原因を調べたところ、なんと♂温度管理専用のニューマリンのサーモが故障しているのが判明しました。設定温度より実際の温度の方が高かったようです。何故こうなったかはメーカーに問合せ中ですが、2017年度の幼虫管理にも影響が出ますので早速注文しました。少し悔やまれますが今期、完全管理にてリベンジしたいと思います。しかしながらそういった環境から羽化してきた個体群を見るとTT川西産が目標としております究極の8532系統または88mm大型系統に向けての血統構築は確実に進化していると感じております。8/4の日記で羽化報告いたしました86mmは85mm台にサイズダウンしてしまいましたが、羽化直後88mm(翅パカ)を計測した87mm台を筆頭に、87mm台(羽化後★)と86mm台(いずれも翅パカ)、完品でも85mm台を超えた個体がすべてG及びGL系統から羽化しており裏年とは思えぬ結果に満足しております。サーモの故障は本当に悔やまれますが、翅パカもきれいな個体で親虫として使用できる範囲ですのでTT川西産G(GL)系統の完成度が上がってきてると感じております。数年前までは大型の川西産は見るに堪えない翅パカ個体のオンパレードでしたので、かなりの進化だと自負しております。おそらく川西産を飼育された方はこの気持ちを察して頂けるのではと思います。またG×D配合のTT川西産C系統も1世代目から85mmアップの個体が羽化しており今後の累代が楽しみですね。TT川西産D系統は当管理系統の中では血が濃い配合のため大きさでは負けますがその形状は素晴らしく軸となる系統としてその血統力を発揮してくれました。K4系統は2016年度配合しておらず、2017年度に結果を出したいと思います。♀に関しては61mm(9/27計測時:親虫として使用できる翅パカ)という見たこともない怪物が出ており、温度管理がしっかりと計画通り出来たため川西産らしいゴロンとした大きな♀が多数羽化しております。61mm♀はおそらく60mm台になるかと思いますが60mmを超えてくるともう次元が違います。数mmの違いなんですがその数mmでかなり違いますね。いずれも近日中に画像をアップいたしますね。来期ブリードより太さ重視の『TT川西産DAZZLE血統』やすべての川西産系統を配合し大型を目指す『TT川西産MA血統』の累代がスタートします。血の入替えが困難な川西産ですが創意工夫により乗り切って行きたいと思います。銚子さんが川西産を再スタートしたという事は朗報ですね^^さて2016年度ブリードも残り100頭前後の♀をサイズ計測すれば終了です。お問い合わせ頂いております皆様もう少々待ち下さい^^

09/19(火) オオクワガタ以外の羽化個体~クワガタムシ① 

私は子供の頃から昆虫が大好きで、よく山に出かけカブトムシをはじめミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、アゲハチョウやその幼虫、オニヤンマやヤゴ、タガメ、ミズカマキリ、オオカマキリ、カミキリムシ等々四季を通して様々な昆虫と触れ合って育ちました。その頃図鑑で見ていた外国のカブトムシやクワガタムシを今こうして飼育する事になろうとは夢にも思いませんでした。これも先人の飼育技術が専門誌やネットで容易に調べられる事と、道具や餌等の充実がこうして数多くの種類を育てることができる要因となっているのでしょう。またショップやオークションから様々な種類の昆虫を簡単に手にすることができ、昆虫好きとしては本当に良い時代が来たものだと感じてます。小学生の頃、ヘラクレスカブトムシやオオヒラタなどの大型種などは手にすることなど本当に夢のようで、一生見ることは無いだろうと思っておりましたから(笑)だから画像の羽化個体は、もうしょうがないんですよ。好きだから(笑)全然大きくはありませんが、その種の特徴が出ていて見てるだけでも楽しいです^^国産のノコギリクワガタにもこんな種類がいるなんてもうビックリです。オキノエラブは美しい体色をしていますね。オキナワノコギリは顎形状が地元のノコギリと違い見てて面白い。外国産のアスタコイデスもカッコいい^^ペイロニスコクワは小さくてかわいらしいコクワガタですがもはや♂♀わかりません(笑)たぶん♂かな。フォルスターフォルスターフタマタは♂親が83mmと大きかったためか、800cc管理から79mmで羽化してきて、掘り出しの時はビックリしました。最後の蛹はハスタートノコギリで、なんか蛹見てても面白いです。ハスタートはボトルが劣化しておりましたので人工蛹室に移しました。オオクワガタの他にこの子等の御世話をするので正直大変ですが、その大変より面白さが勝っているので結局やめられないのであります(笑)今年は菌糸ボトルが少し余ったためシェンクリンオオクワガタとアルキデスオオヒラタクワガの幼虫を購入してしまいました(笑)シェンクリンは大型のコクワガタといわれているようで、息子が先日落札した幼虫です。アルキデスも形状が大好きで、どちらも羽化が楽しみです^^さてメインのオオクワですが、残り♀のみの掘り出しとなりました。もう少しで2016年度は終わります。1年経つのが早く感じるのは、私だけなんでしょうか・・・(笑)

09/18(月) 2018年度ブリード親虫補強~久留米産/skipさん88同腹×メルリンさん88同腹が幻に・・・

(※1)9/25にBergSpinne氏より1♂2♀追加補強

2018年度久留米産親虫ですが、優秀な血統背景を持つ♂11頭、♀23頭(※1)と充実した補強ができました。詳しくはこちら!

どの個体も惚れ惚れするようなカッコいい形状で久留米産も本気モード全開です。2012年度久留米産ブリードにおいて、6番ラインから久留米産念願の86.1mmが羽化してきましたが、諸事情により親虫候補個体を地元S氏と親交のあったチョネさんに託し一時撤退をしておりました。ご存じのとおり川西産一本でブリードしてまいりましたが、地元S氏とチョネさんの所でとても良い個体が羽化しているのを拝見し、久留米産復帰への気持ちが高ぶったのは言うまでもありません。こうして累代して頂いたS氏、チョネさんには本当に感謝の気持ちで一杯です。チョネさんの所では14-19番絡みの16-5番ラインを狙い撃ちで決めさせて頂きました。またsndouさんからの補強もチョネさん14-19番の血統背景を持つラインを狙い撃ちいたしました。sndouさんの個体はチョネさんの14-19番の血統背景を持っているのでやはり似てますね^^すごく大好きな形状をしててどちらもカッコいいです!BergSpinneさんからは今期上位個体♂2頭を選んで頂き、861系統との血の遠い配合に期待を寄せており、ある意味面白そうです^^skipさんは今期3年目とは思えないような素晴らしい成績(私の3年目は・・・笑)を収めており、その強力なラインから88.4mm同腹個体をお譲り頂く事が出来ました事はとてもラッキーでした。オークション当日地元は秋祭り中で帰りが遅く間に合うか心配でした。万が一のため息子にオークションをお願いしておりましたが、何と自分の欲しい幼虫を落札。私のお願いしていた久留米はそっちのけ。帰宅後入札しない事を聞き焦りましたが、運よく流れており直接交渉となりました。きっとこの個体は私の所に来る運命だったのでしょう(笑)直接交渉にも快くお受け頂き感謝感謝です。きっとスパイス的な(起爆剤)要素を担ってくれるでしょう!そして締めはメルリンさん。HP内で販売個体のアップをまだかまだかと待ち望んでおりましたが、昨日待ちに待った販売開始。一晩考え12番♂と14番♀(88mm同腹)をセレクト。この一晩考えたのがまずかった。本日朝一で注文しましたが14番♀は売れ切れ。skip氏88×メルリン氏88が幻に(泣)予算的に54mm位まででしたので、12番♀を2頭お願い致しました。何とか確保でき補強は無事終了です。久留米産は色々とありましたが、国境?(笑)も復活し861系等の久留米産をまた本気でやろうと思えたことが本当に嬉しく思います。良血統を補強させて頂きました皆様には本当に感謝です。やるなら気持ちよく、少し前までの自分にサヨナラです!

09/13(水) 2016年度ブリード2017年羽化個体のご紹介(2)2番ライン/TT川西産GL系統

【個体データ】

2016年2番ライン/管理番号1602-10(1602-8654GL)/TT川西産GL系統

羽化サイズ:85.1mm

※左顎85.5mm:右顎84.8mm(85.5+84.5÷2=85.1とします。)

(9/13計測時※多少のサイズダウンも予想されます)

親虫:♂86.0mm(1412-05)×♀54.2mm(147951-13)

2014年12番最大の♂86.0mmに翅パカでしたが2014年度最大個体7951番♂86.6mm同腹の♀を配合した、2016年度最も期待する2番ラインから素晴らしい形状の85.1mmの個体が羽化してきました。ご覧のとおり顎の長さが非対称で少しもったいないですが、その迫力ある重戦車形状は美しさも兼ね備えた極上の個体である事は間違いありません。顎の張り出し、長さ太さも丁度良く、掘り出した瞬間『おぉ~・・・』と思わずうなったほどであります。頭幅はまだ計測しておりませんが、私の目指している『8532系統』に少しだけ近づけたのではと思います。今までの苦労が報われる瞬間であり、これがあるから昆虫ブリードは面白いんだと改めて感じますね。本当にカッコいい個体です^^