◇TT川西産◇

TT川西産は森田川西産血統を私が血統背景から超絶吟味し、作り上げた血統です。川西産で幻と言われた85mmアップの画像を初めて公表し、その凄まじい形状に『重戦車形状』と名付けた個体である11年の85.3mmをはじめ、各系統の基盤を作るべく配合した14年のTT-G、TT-D、TT-C、TT-K4や『東北の虎。』が命を注ぐ想いで作り上げたTT-GLラインの8254ライン、7951ラインは、本当に自信を持っている大切な系統になります。

これらがどのようにしてできた血統なのかをぜひ知って頂きたいと思います。

高い確率で良い結果をもたらし、尚且つ私が思い描く形状の固定を追い求めた配合をするために最も大切な事は何か!?

皆様には血統背景がどれだけ重要であるかということを今一度考えて頂きたいと思います。上記であげたTT川西産の各系統はどのようなコンセプトを持って生まれたのか?私は自信を持ってお答えすることができます。

ぜひこの圧倒的な存在感を持つTT川西産血統を手にして頂きたく増々の検証や新しい技術を追い求め精進いたします!

 

2016年度川西産配合表までの、血統背景図が完成しておりますので参考にして頂けたらと思います。

ご訪問誠にありがとうございます。当HPは『東北の虎。』血統におけるブリード情報やオークション情報などを記載しております。

日本最大のオオクワガタをはじめ昆虫を通して皆様と交流をしていけたらと思っております。当記事や配合情報などの中には記載ミス等もあるかと思いますが、発見次第訂正していきたいと思います。また何かご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ^^

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TT川西産

ヤフオク  

 

TT久留米産から87mmが羽化しています!!

近日中にTT久留米産ヤフオクに出品予定!

秋ブリードをしてみませんか!?

画像も近日中にHPへアップいたします!

2019/4/11/23:13 更新

 

東北の虎。の考えるブリードとは!?『型を破る』それこそが私の目指すブリード!

2019年(平成31年)4月2日(火)22:50

2011年より様々な可能性を求め少しずつ行ってきました、早期羽化♀と通常羽化♀、2年目の♀の配合通常羽化♂をメインに2年目♂の配合など、やってみると2年目♂♀の配合組からも最高の個体が羽化してます。当時は2年目の♀は全くダメっていうのが常識だったと思います。菌糸にしてもそうです。温度や色々な材料や機械?を使用したブリード。やってみないとわからない事、失敗の可能性が高い?と思われるものをやってみるからこそ、面白味が生まれてきた。それこそが最大のモチベーションであると思っています。そして羽化個体を掘り出す瞬間こそが最大のゴールであり、スタートであります。2019年度は、18年羽化♂に17年羽化♀、18年羽化♀、19年早期♀を配合します^^1つの系統を長く続けていく工夫であり、それらの個体のポテンシャルを高めていける手段であり、そしてその可能性を楽しみみたいと思います!

ブリードの基本を発信して下さった先人の方々には心から感謝です!!

『基本』があるから、その『型』を破るというチャレンジができる!令和元年まだまだ頑張りたいと思います^^

TT川西産K4血統~51.8g!!

17A01番(17A01-18)2年1化計画のその後

2019/03/11(月)

なんと育っておりました!と言うのは17年度2年1化計画の幼虫です。

画像の通りかなりのデブです。う~んこれは羽化できないかもしれませんね。オオクワガタの幼虫で50gが出るなんてホントなんだね。実際の所この幼虫を羽化まで持っていく方法がわかりません。前回検証の2年1化計画にて得た、技術もこの幼虫には上手く嵌りませんでした。生き物って本当に難しい。

もう運ですね。おそらくこの幼虫は『セミ化』してしまったと思います。

幼虫の肌の色がそれっぽいです。(2019/3/10交換)

しかし2011年TT川西初の85mmアップ11年3番TT853Gの血を受け継いでいる、14年11番ラインを配合した17年01番ですが、このTT853Gは幼虫が肥大化する傾向が強く、不全もやや多い傾向を持っておりましたが、重戦車を狙うには、この1発の破壊力は必須となってくるでしょう!

このクラスの幼虫を、まずは羽化させたいですね。

 


1本目で40g超えてくるってなんなん 笑(2019/2/18/月)

虎壱セレクト個体~ヤフオク出品中!良個体自信あり!

『〇〇ってなんなん』というワードに早速乗っかっておりますが(笑)まさに『なんなん』状態でございます。

本日ようやくボトル交換をすることができました。とはいってもまだまだ少しですが。。。

2018年度より検証しております『自バクテリア』飼育による成果が出ましたので、少しですがさらっと触れておきたいと思います。『羽化』するまでは、この『自バクテリア』飼育が良いか悪いかはわかりませんが、私自身もビックリするガチっと嵌ったラインが出ていて、こんなうまくいくと嬉しくてつい発表したくなるものです。

ボトルは12本交換して、♂は30~35g、♀は16~18g平均で、そんな中、掘った瞬間・・・絶句。。。おぉ・・・!

初めての経験ホントに。驚いたのは、まさしく1本目40gアップの幼虫です。

画像では伝わりにくいかもしれませんが、"大きな幼虫"には度肝を抜かれました。

いつもの如く詳細は詳しく書きませんが、幼虫の全体像を見て頂ければ、わかる方はわかるのではないでしょうか?

これからのステージは細かなテクニックも必須で、羽化まで上手くもっていけるかは2本目の『2010年考案~リバウンド法飼育』にかかっています。これには『温度』が凄く大事になっているのですが、月¥38.000の電気代が私を苦しめています(笑)請求書を見てこちらも度肝を抜かれました(笑)

羽化まで上手くもっていけない時は、笑ってください。これ上手くいけば、川西産の形状で90mmいける?のではと・・・

そんなわけないかーーー(笑)大きな口を叩いてすみません。

これからも今まで同様じっくり、じっくりと土台を作って、最終的には川西産極上形状90mmを達成できたらと思います!

菌糸と添加剤と不全対策と配合(2019/2/11/月)

さて最近、添加剤やその他について数名のユーザー様から質問を受けましたので、私の考えを少しご説明いたします。

まず添加剤と言うのは、幼虫に直接食べて頂けるものではありません。これは以前から言っている事でありますが、あくまでも菌糸の菌をより強く、より栄養価のあるものにし、それを幼虫が食べて大きくなるというのが私の見解です。

従って添加剤は、幼虫に対してではなく菌糸にたいしてのモノとお考え頂けたらわかりやすいかと思います。

高タンパク高カロリーの何かを添加し、それを幼虫が食べて強化されるということはないと考えます。

実際に、そのジャンルの専門の方とお話させて頂いた時に学び、何千頭と言う飼育を実践した結果であります。

強化という本当の意味に気がついたことは、私にとって大きな前進でした。

また不全は大きく遺伝しないということもわかりました。翅パカの親虫から大型個体の出現も確認することが出来ましたし、どんなに完全完璧な親虫を配合しても不全は出るということなんですね。

不全対策に有効なのは血が近くないということが第一に挙げられると思います。従って私が大切だと思う事は、血統背景の完全な管理から導き出す配合であると思っています。どうしても血は近くなりますので、各ラインがどのような親なのか、また傾向(形状や幼虫の成長具合等々)はどうなのか?であるかをしっかりと管理し、よりバランスの良いベストな配合をしていく事が必須と考えます。

またハズレラインを排除することなく、血統背景を吟味することで素晴らしいラインが生まれることもありました。

髙い可能性は繊細な管理から導き出されます。皆様にはブリードを多く経験されることで、この記事の内容がわかって頂けると思います。私はこうしてこの難攻不落の『川西産』を少しずつですが『攻略』してまいりました。

TT川西産はそういった背景から生まれていて、私にとって大切なそして思入れの強い血統です。

ぜひとも皆様のお力でこの『難攻不落~川西産』を攻略して頂き、またそのお手伝いが出来ればと思っております。

それぞれ考え方や、進まれてきたブリードの道は十人十色でございます。この私が歩んできた道が少しでも皆様のヒントとなればと思っております!

☆The latest news☆

TT川西産血統

HP内歴代親虫情報をぜひご覧頂きたいと思います。特に形状や重量感に拘った血統背景には自信があります。

 2018/11/06(23:22) 

本日個体の計測が約3割ほど終わりました。

17年度のブリードでは3本目の菌糸が来ないというトラブル(急遽別菌糸で対応)の中、何とか形状、サイズともまずまずと言える個体が羽化してくれましたので、早速ですがご紹介させて頂きます。

①87.1mm(頭幅:30.6mm/17R58-19)TT川西産GL系

少し翅が開いてお尻も出ていますが、頭幅が30.6mmもあり、東北の虎。歴代最高の怪物級重戦車形状となります。

何とか配合できそうなので親虫として頑張ってもらいます。

②86.3mm(頭幅:30.3mm/17A45-06)銚子G系

頭幅が30.3mmあり、尚且つきれいに羽化した美重戦車形状個体となります。この個体はホンとカッコいい!

③85.5mm(頭幅:30.3mm/17R58-06)TT川西産GL系

もっとゴツイ。まさに重戦車です。17R58番は今後の軸になりそうです。

④84.0mm(頭幅:28.7mm/17A01-15)TT川西産K4系

幼虫最終交換時体重が41.6gから羽化してきた個体です。このラインは最高で48.5gの幼虫が出ていて、今まさに2年計画で羽化させようと低温管理しています。還元率は悪いですが、重い体重から羽化してきたという結果から、何らかの挑戦をしてみようと思った個体です。他の羽化個体も良いのが出ています。

 

まだ残りの計測がありますが、大きいのがおりましたら再度ご報告いたします。

久留米産は復帰一年目ですが、幸運にも自己最高の87mmが羽化していますので、後程そちらも計測画像をアップしたいと思います。羽化した個体を見てると、色々と川西とは全く別物ですね。同じオオクワガタなのに面白いです(笑) 

                                   

 

◎TT川西産オークション出品のお知らせ

 

ヤフオク新成虫出品中東北の虎。が目指す究極の川西血統!

ぜひご覧ください! 

新規ID及び評価5以下の方は下記注意事項をよくお読みの上、

オークションの参加をお願い致します。


ヤフオク

皆様いつもありがとうございます。

《注意事項及びヤフーオークション入札についてのお願い

マイナス評価の多い方や、新規IDの入札を禁止致します。

評価5以下の方はヤフオクの質問より入札のご連絡をくださいませ。

また評価の内容によってはこちらの判断で削除する場合がありますがご了承願います。宜しくお願いいたします。

 

新規IDでの入札をご希望される方は、お手数ですが当HPのこちらから、郵便番号/住所/お名前/電話番号を明記の上、落札の意思がある事をお伝えください。急なご連絡に対応できかねる場合もございますので余裕を持ってお願い致します。こちらから折り返しご連絡を差し上げます。ご連絡のない新規IDからの入札は確認次第、入札の削除とブラックリストへの登録を行います。

お手数おかけいたしますが、ご協力宜しくお願い致します!

 

♤発送について~お知らせ♤

2018/6/19日以降の出品より発送会社はヤマト運輸のみの対応となります。

宜しくお願い致します。

着払い発送を基本とし、持込みできた場合は100円引きとなります。

持込みが出来ない場合もございますので予めご了承くださいませ。


topics~nice day

◇49.4g幼虫の2年1化による完品羽化への挑戦、800ccショートボトル検証、脱きのこ(笑) 2018.11/23(金)0:05

①2年1化による完品羽化への挑戦~大型幼虫の管理(テーマ:熟成)

これにつきましては様々な検証をしてきましたが中々突破口が見いだせていないのが実状です。2011年~2012年ブリードの時点(羽化結果)で、その個体による『羽化力』の差があるのでは?という見解から、『羽化力』の強い(※東北の虎。データによる)個体を選び配合してきました。その結果は今一つでしたが、同時に検証してきた『餌慣れ』に関しては、とても良いデータを得られました。その意味を理解把握したブリードから今までにない素晴らしい結果が生まれたことで、大きくなりすぎた幼虫に必要な事は何かを考えた時『熟成』というキーワードが見えてきました。もちろん熟成は以前より重要視されているテーマでありますが、その『熟成』までの流れにスポットを当て、2016年度のブリードにて、まずまずの結果を得ることに成功しました。『熟成技術』の向上による2年1化での羽化では、幼虫の体重減を防ぎながら、蛹化まで持っていくには細かな温度管理が必須と考えています。まだまだチャレンジの途中ですが、49.4gの幼虫の今後をお楽しみ頂ければと思います^^

②800ccショートボトル検証(テーマ:幼虫環境と節約)

これは『幼虫環境』と『節約』がテーマになっています。画像②は1000ccと800ccのボトルの大きさの比較です。ご覧の通りショートボトルは深さが浅いため、『空気循環』や『酸素濃度』に関して有利に働き、幼虫にとって良い環境を確保できるのではと考えています。また菌糸オガの節約ができて大きくなるのだったら、財布にも優しいですし、菌糸オガの無駄がなくなることは嬉しいことです。詰めかたも色々試していますが、ちょっといい感じの詰めかたを発見しました。結果を見ながら、臨機応変に対応微調整していきます。うまくいけば、より良いブリードが見込めますので、ボトル交換時期も含めデータを取りたいと思います。

③脱きのこ(笑)(テーマ:清潔)

これは以前から、きのこの発生をどうにかならないか?という私の想いから、ようやく良い方法を見つけることができました。画像④と⑤をご覧ください。同じ条件で同じ菌糸を詰めた物です。あるものを入れると、きのこの発生が抑えられることを発見しました。とは言っても、まだ検証途中ですので2本目、3本目も同様にデータを取りたいと思います。うまくいけば、使いたい菌糸をうまくコントロールし『清潔』にボトルの管理ができ、尚且つオガの栄養分を採られるに済みます。キノコの生えやすい菌糸ブロックに絶大な効果が期待できますので、何とかモノにしたいですね!

④二酸化炭素濃度計/2台使用(テーマ:環境把握)

画像の通り上手く空気循環が行なわれています。画像の場所は温度が一番高くなる場所ですね。私の所ではどうしてもそういう場所が出てしまいますので、隅々までみて確認です。ここは湿度も低くなります。何故か?はわかりますよね(笑)その他の場所はほぼ狙った温度、湿度を保っていて、空気循環も上手くコントロールできるようになり安定しています。今までは『思い込み』による間違いが結構あり、こうして数字で見えるということは良い事です。

 

これで、ビックリするような川西が出てくれたら・・・そこが一番難しいです(笑)

でも少しずつですが、前に進めている事は実感していますので、何とか継続してやっていけたらと思っています!

 

◇東北の虎。が目指している形状・17年度大型幼虫のその後・検証菌糸について 2018.11/12(月)19:13

 東北の虎。の目指す川西産の形状とは?TT川西産の原点は?

それは森田氏作出川西産でありビークワ2011年40号に掲載された個体(画像①)がすべての始まりと言っても過言ではありません。私はこの個体画像を見て衝撃を受けたことを今でも覚えています。この頃の川西産はあまり人気がなく、ブリードをしている人は本当に少なかったと思います。しかしながら川西産のその形状に惚れブリードする人もいて、どちらかと言うとマニアックな系統であったと思います。マニアックなだけあり本家個体は凄まじく高価で中々手に入れるのは困難でしたね。しかし炎がついた私の心は川西産のブリードに向かっていて、この頃は本当に良く勉強もしましたし、お金も使いましたし(笑)、この手で当時川西産では、未知の領域であった「85mmノギス画像」を撮るぞという目標を立て臨んだのも懐かしく、あれから7年もたったんだなと。よくぞここまで続けてきたなと思ったりもしています(笑)画像①のまま大型化させる・・・それが私の目標です。配合はそれを基準に決定していて、配合翌年の掘り出しはとても楽しみであると共に、心折れる瞬間でもありました(笑)今もそうなんですが(笑)

そうして挑んだ2011年の川西産の結果ですが、何と2011年3番ラインから奇跡の85mmアップが出たのは自分史ビックリランキングトップ5に入るかもしれません(笑)本家個体にそっくりな形状で尚且つ重厚でカッコいい個体に『重戦車形状』と名付けたのもこの頃ですね。並べてみると本家形状をしっかりと受け継いでいますね。私の目指している形状の進化をぜひご覧頂きまして、カッコいいと思っていただけたらこれほど嬉しい事はありません^^

さてさて・・・2017年度1番ライン(管理番号:17A01-18)の今までの最高体重の記録を更新した48.5g幼虫のその後ですが、低温管理2年1化での羽化計画の元、本日ボトル交換をいたしました。何と記録更新の49.4gとなっていてセミ化に見られる幼虫肌の悪さは感じられず今の所上手く管理できているのではと思っています。完品羽化は難しいでしょうが、前回の2年1化検証で成功し、それによって得た技術を用いて何とか踏ん張ってみたいなと思います。そしてこの幼虫に使用した菌糸ですが、2017年度検証菌糸として、一部『銚子オオクワガタ倶楽部』様代表古川さんから仕入れさせて頂きました『FS菌床』のクヌギ100%、及びブナ100%のものを使用させて頂きました。久留米産で87mm、川西産で86mmが羽化した個体にも使用しており、とても良い結果をもたらしてくれました。川西産及び久留米産ブリーダー様の秘密兵器となる菌床になるかもしれませんね!今は古川さんがFS菌床の検証を行っているため販売休止となっておりますが、今後のお取り扱い再開が待たれます!

 

◆失敗と思っていましたがある意味成功&掘り出し&TT川西産、久留米産歴代の親虫 2018.10/16(火)09:03

 東北の虎。のブリードはこの数十年の経験から培った感覚的な要素が大部分を占めていて、毎回いろんなことに挑戦しています(笑)2018年度の配合はまさに生物の神秘的(笑)な要素を十二分に含んだ配合となりました。きっかけはある書籍を読んだとき目にした、生物の進化論。生物はどのようにして進化、繁栄してきたのか?という内容で、理解するまで読み漁りました(笑)その本には面白いことが書かれていて、中でも遺伝子的要素から見た子孫繁栄には特に興味を持ったわけであります。それを試したいという好奇心と、感覚的に面白いかなということでチャレンジしたのが、配合『1日(24時間)同居』だったわけです。前回の記事には失敗!?と書いておりますが、何と!22ラインから幼虫を得ることができました。そのデータをまとめてみると・・・とてつもなく面白い傾向が!来期羽化の結果(サイズや不全率)次第では、とても有効であるのではと考えています。面白い傾向が得られたこと、また環境等により結果が変わる可能性が大いにあるチャレンジであることも想定しつつ、今後の経過を楽しく進められるという意味でも『成功』と言って良いでしょう。最終的には2018年度は川西20ライン久留米は2ラインでのスタート。久留米は惨敗!里子は川西1ライン、久留米2ライン。久留米に関しては里子して頂いて本当に助かりました!里子のボトルは1本目の交換が終わっていますが、川西は最高♂32g、♀20gで、久留米は最高♂29g、♀13gほどでした。今回は新しい菌糸を使用していますが、中々いい感じです。もう1本目から体重を乗せるブリードは卒業です。画像も何もありません(笑)私のブリード環境下(特に川西)ではある添加剤を入れることによって幼虫肥大は可能な事がわかっていて、それらが完品する確率は非常に低いこと、まそしてビックリするほど小さく羽化してくる傾向が多いということも分かっています。ある意味サプリメントで大きくしてもダメなんだということですね。幼虫の体重画像は今後たまに報告するくらいになるでしょう。それよりもカッコいい成虫の画像を増やしていけたらと思っています。

2017年度ブリの羽化個体もそろそろ掘り出しをしておりますが、まさにカッコいい画像を乗せられるといいのですが・・・(笑)どうでしょうか!?

ということで、私の歴代の親虫の画像を引っ張り出してきました。顎の太さが太すぎず細すぎず、頭や全体のバランスの整った個体、また美しい個体である事が私の目指している形状ですが、それらにとても近い個体群です。実物は迫力満点の『美重戦車TT川西』です!

まだまだですが、やっぱりこのような美しい個体が羽化してくると嬉しいですね。だからやめられないのでしょう(笑)サイズは83ミリから86ミリです。

久留米は12年877系の子孫で2017年度に配合していて、こちらも掘り出しがまもなくです。お楽しみに!!

※新成虫に関してお問い合わせを頂いております皆様、掘り出しが終わっている個体もありますがもう少々お待ちくださいませ。

 

◆東北の虎。が誇る最高の個体~しっかりと受け継がれている反面、固定化の難しさ 2018.09/18(火)22:27

 東北の虎。が誇る最高の個体が2014年22番(左1枚目)であります。この♂はしっかりと子孫を残してくれてます。左2枚目、3枚目は同個体の♂で、そのフォルムをしっかりと受け継いでいますが、親虫を超えたとは言えないでしょう。しかしながら画像では伝わりにくいですが実物は物凄くゴツイ個体でありながら美しさも兼ね備えている、これもまた最高の個体である事は間違いありません。こうして振り返ってみると、私自身の配合ミスは否めない所がありますが、ただ目標としている形状を第一と考え、大型化を進めるにあたり、スケールダウンの大きなラインが出てくるのは致し方ない事なんだとわかりつつも、その固定化というゴールには少しずつ近づいている?と確信しています。血の濃さも頭に入れながら、どのような配合を組んでいくのか?毎回毎回、頭を悩まされます。もうやめてしまおうかと思う事もあったり・・・(笑)2018年度は採りたいラインから全く採れていない現状を突き付けられています。それもそのはず『1日同居』という馬鹿な真似をしてしまった事が大きな要因ですが、まさかこんなに全く採れない状況になるとは思いもしません。まだ割出はこれからですが、産卵セットの状況を見ればほぼ間違いないと思います。『1日同居』は私なりに意味があるチャレンジでしたが、全くの失敗に終わりそうです。そんな中でもおそらく12~13ラインは採れるだろうと思っておりますが、ダメだろうと思っている産卵セットからも欲しいラインの幼虫が採れることを期待しつつ、来年リベンジしようと考えています。もうここまでくれば、自分のやりたい事は確定しているわけで、そこに向かって猛追していくだけです。久留米はあんなにあんなに投資したのに、採れているだろうというラインは、たったの1ライン。組んだセットが少なかったというのもありますが、久々に凹みました。まぁ何かしらきっと良い事があると信じて頑張るしかないでしょう(笑)でもあれなんですよね、川西に関しては画像の形状を受け継いでいるラインが多くあるんですよね。そこは最大の強みであり、きっと1枚目のような個体がゴロゴロ出てくる日が来ると信じてます(笑)ソウナッタラサイコーダヨー(笑)さて、今期は菌糸を(も?)見直しました。これもチャレンジなんですよ。しかしプリンカップ超大変だった。久々のプリンカップ詰めはシンドイ(笑)最後に・・・なんとなく配合の法則というものが見えてきました。う~ん難しい作業であることは確かなんです。頭の中に親虫の情報が溢れている・・・パズルのピースのように当てはめていく。そうして数少ないご褒美が画像の様な個体の出現であるという事を知った以上、この趣味をやめるという選択肢はないのである。あ~~~、ブリード忘れてバイクに乗りたいなぁ~笑

 

◆低温管理からみえたヒント、配合の拡大による楽しみ~羽化個体の紹介です^^ 2018.09/11(火)09:21

 2016年6月に菌糸ボトル投入後~2018年9月に掘り出しするまで2年3か月・・・。まだ大きな蛹もおりますが羽化してほぼ固まった個体の画像と管理表をご覧ください。この2個体の温度管理は違う温度帯です。2017年10月にボトル交換してからは、さらに温度をさげて掘り出しまで管理しました。1番は♂の形状を受け継いでいて、86.0mmの親♂とそっくりです。5番は♀の形状を受け継ぎました。14年10番の♂はゴツかった!

この5番の♂は特徴のある成長過程をもっており非常に期待している個体です。今後各ステージで羽化してきた個体との配合を楽しみにしているんです。例えば・・・2016年配合晩期(2018年羽化)♂と2017年配合(2018年羽化)♀、2018年配合早期(2019年前期羽化)♀、または2017年配合(2018年羽化)♂と2016年配合晩期(2018年羽化)♀との配合と、ブリードの幅が広がります。ちょっとワクワクしませんか?(笑)

ここからみえたヒントですが・・・、今回の検証はすごく疲れたのと、データが膨大であるという事から詳しい事は割愛いたします(笑)

興味のある方はやってみてください(笑)何かしらのマル秘ネタが見つかるかもしれませんよ!

さて昨日ですが、低温管理飼育で2年3か月育てた42gからの蛹を人工蛹室に移すとき落としてしまった事、2018年1番からの43gからの蛹に黒神様が降臨していたことも含め、川西産のブリードはいつもの事ですが、心が折れる事が多いです(笑)落としてしまった蛹は先ほど見てみたら動いていたので何とか無事に羽化して欲しいなぁと願うばかり。落としたのは私の不注意ですが・・・(ため息)

2018年のペアリングも1日だけの同居でしたので、今の所川西15ライン、久留米1ラインが産んでいそうな雰囲気です。

何故1日なのか!?意味がある!?わかりません!?(大笑)今まで試験的に何ラインかやってましたが・・・なんです(笑)皆さんもぜひやってみて!

それと色々と質問を頂くのですが、ぜひ皆さんも1000頭ブリードを経験してみてください。きっとわかります、何かが!?(笑)

太い親から細い個体、細い親から太い個体、温度によって形状が変わる、様々なことがわかりますョ!?

久留米も少しずつ羽化してますが、川西産と全く形状が違うので新鮮です(笑)シュッとしててカッコいいですよ~(笑)

※夏の元気な時期に各個体の再計測をしましたところ掲載のサイズより大きかったので販売時には訂正いたします。予めご了承ください。

 

◆虎壱SP系・MountAugustus系・DAZZLE系の固定化へ第一歩~羽化個体 

2018.08/29(水)23:08

 ようやくここまでやってきたという感じです。2017年度は、顎が太すぎて頭幅が狭くなる傾向のラインを意図的に排除し配合をしてきたわけですが、日本産オオクワガタをそのままに2回り~3回り大きくするという挑戦は少しずつですが、羽化してくる個体を見ると前に進めているようで嬉しいです。好きな形状を作るという気持ちをブレずに強くもち、これからもチャレンジしていきたいです。実物は本当に迫力あるカッコいい個体です。今回は斜めからの画像でその迫力が伝わればと思いましたが、いかがでしょうか(笑)

TT川西産虎壱SP

~大型極重戦車8532形状~

 管理個体番号:58番/17R58-Z1

(2017-TT川西産GL血統~虎壱SP狙いの配合)

体長:83.0mm

頭幅:30.0mm

幅がありスタイリッシュな美しいオオクワガタ。

虎壱SPはバランスに拘った重戦車形状を目指しており、大顎は太くなりすぎないよう配合していますが、あともう少しだけ顎の肉付けを意識した配合をしていけば、もっと迫力のある個体が望めます。14年の8254系の血を受け継いでおり、貴重なラインとなります。

このラインにG系の特徴を強くもっている血を配合すればもっともっと良い形状になると感じています。

TT川西産MountAugustus

~大型超長刃9030形状~

 管理個体番号:01番/17A01-22

(2017-TT川西産K4血統~MA狙いの配合)

体長:86.0mm

頭幅:29.7mm

K4系統は大きくするのにすごく苦労しただけあり、ようやく良い個体が出現してくれてとても嬉しいです。

画像の通り少しだけ翅が出てしまっていますが、同腹には40gアップから暴れずに蛹になった兄弟がおり、すごく期待しています。う~ん、でも不全だろうな・・・

この個体は33.7gからの羽化ですので、

まずまずの還元率ではないでしょうか。

期待せずに10月まで待つとします(笑)

TT川西産DAZZLE

~DEBU美湾曲8030形状~

 管理個体番号:43番/17A43-09

(2017-TT川西産C血統~DAZZLE狙いの配合)

体長:81.0mm

頭幅:30.0mm

この個体は見事にDAZZLE系の目指している形状をクリアしている極上個体です。しいて言えば翅皺のない奇麗な体表を望むことくらいでしょうか?

顎は頭幅に対してちょうどいい位ですが、ほんの少しだけ肉付けできたら最高です。配合表のとおり、銚子Gの血を受け継いでいる貴重なラインとなります。

顎のラインはこの子が一番美しいと感じています。


R58-Z1/TT川西産GL血統 17R58-8554GL (虎壱SP狙い) 85.0mm(8254-K2)GL 54.0mm(1615-01)G/早
A01-22/TT川西産K4血統 17A01-8456K4(MA 狙い)            84.5mm(2626)K4 56.4mm(1114)G
A43-09/TT川西産C血統 17A43-8051C (DAZZLE狙い) 80.0mm(14-220)銚子G  51.6mm(1633-32)C/早

 

◆羽化のご報告!検証及び2018年配合 2018.08/14(火)21:50

 約1か月ぶりの投稿です(笑)さて~嬉しいご報告がありました!K2様より88mmオーバーが羽化したというご連絡と画像を送って頂きました。習クワさんのレイティング画像も拝借。何と515点という事で第1位!K2様の川西産にかける思いが・・・。とても感動しました!凄いです!

TT川西14年8254番ラインの♀を奈良輪川西♂と配合し生まれた個体で、ご覧のように迫力ある個体にはとてつもない可能性を感じております。

奈良輪川西との相性も良さそうですね!ご報告本当にありがとうございました!めっちゃ嬉しいです^^

さてさて約2年をかけじっくりと低温にて幼虫を育て羽化させるという意図して行っております(セミ化ではない)長きにわたる検証も佳境を迎えております。つい先日何頭か蛹になりました。この結果はとても面白いデータを取ることができており、今後のブリードに少しでもプラスになるのではと期待しております。また2017年度より本格的に始めた秋ブリードも羽化まであともう少し!10月中旬~11月前半頃の掘り出し予定で、良い個体をご報告できればと思っております。40gアップの幼虫も数頭蛹となっており、さわらぬ神に祟り無とでも言いましょうか、完全無視でいきたい!?と思います(笑)

それと、2018年度もようやく第1弾のペアリングが終わり、本日第2弾のペアリングを始めました。第1弾は16日の産卵セットの予定です。

配合詳細もアップしておりますので、ぜひご覧ください!2018川西 2018久留米

詳しい配合詳細も時間を見て完成させねばと思っておりますが、中々時間が取れません(笑)はぁー・・・。←結構マジで疲れてます(笑)

しかしながら、ため息をついている暇はありません、老体にムチ打ってガンバローと思います!

 

◆久々の投稿です(笑) 2018.06/11(火)00:03

 約2か月ぶりの投稿です(笑)この時期は本業が忙しく、どうしても気持ちがそっちへいってしまいます。本業あっての事なので集中するのは当たり前ですが、このHPを楽しみにしてくださっている方々がいらっしゃいますのでもっと頻繁に投稿していきたいなと思っています。

ご訪問して下さる方々には本当に感謝しています。もう少し頑張りますね(笑)血統背景図も完成させないと・・・!

さて画像ですが近日中にヤフオクへ出品する個体です。本日虎壱SPのコンセプトを発表させて頂きましたが、まさにそこを目指せる個体たちになります。♂♀共しっかりとした形状を持ち、とても綺麗な個体です。♂は16年の5番と34番になります。5番はGL血統で、34番はC血統ですね。どちらのラインも今から仕上げていく血統配合になっていて楽しめると思います。どちらも良い仕事をしてくれるでしょう!!♀は16年26番と27番になります。26番は100%DG系の累代で私が目指す『DEBU極短刃8030形状~DAZZLE』血統の親虫として採用しているラインです。重戦車形状/幅広短刃好きの方にはぜひ手にして頂きたいラインです。27番は東北の虎。C血統で、こちらもかなりおすすめなラインになります。今期2018年度に配合する親♂にも27番からイイのがエントリーしています。16年度羽化個体の出品も後わずかですが17年度羽化個体との配合も楽しめると思いますのでぜひご覧頂けたらと思います。しかしながら今期は時間が本当に足りない・・・(汗)オオクワガタにかけられる時間が少ないです。どうにか工夫して頑張ります。

それと最近お問い合わせを頂いております17年度群ですが、まだ羽化まで時間がかかりそうです。少しでも大きくするために挑んでいる様々な実験や方法、検証ですが、『失敗』と言う2文字がちらほら頭をよぎっております。ここ数年幼虫を大きくすることはできておりますが、それらを大きな完品体で羽化させる精度(accuracy)を高めるために色々とアイディアを駆使しているのですが・・・難しいです。でも簡単にできたら面白くもなんともないですから、頑張れているのだと思います。東北の虎。が目指す川西産はこうあるべきという確固たる信念を持ってブリードしておりますが、心の折れる難しい血統(笑)をシンプルかつブレルことなく、目標に向かって頑張りたいと思います。だからこそ血統背景をしっかりと提示し、皆様にも参考にして頂けたらと思っています。最終的に目指すところは『オオクワガタ職人』と言われるようなブリーダーになることですね^^

それから、結構お問い合わせを頂いております、LINE@などのコミュニケーションアプリですが、私はスマホを所有しておりません。いつもお断りをしておりまして・・・この場を借りてお詫びします。ご連絡はこれまでと同様、当HPからお願いできれば嬉しいです。仕事中は全く手の空かない特殊な役職となっておりますので、PCを確認するのは早くて21時以降~早朝となることがほとんどです。お問い合わせには必ず返信いたしますので、宜しくご理解のほどお願い致します!

 

◆1000cc2本詰め上げ65秒記録更新(笑)~物作りの素晴らしさ!皆様に感謝です! 2018.04/18(水)07:36

 まずはオガを入れるところからスタートする。最初の画像4枚がそれなんだが、私が1本目及び♀用に使用しているPETボトル1000cc2本が65秒で詰め上がるという自己記録を更新した。この作業はスピードを競うものでもないが、菌糸詰めが楽しくなる試みのひとつでもある。しかも私のイメージしている詰め上がりになっていることがポイントなんですね。ただ速いわけではないという事。私にとっては『至高のマシーン』であり、もう『信じられない』という感覚である。振り返れば10数年前、こんなマシーンが出てこようとは思いもしません。角材で詰めて、手に『さっぴ』(※さっぴとは棘の事である。方言です。)を刺していたことを思い出す。その後の進化系が木製ハンドプレス。これ今でも大事に持ってます。それからさらに進化して三階松製菌糸プレスマシーンを購入したのは今から・・・たしか7年前の2011年だったかな?まさに革命でしたね。今でもその『凄い!楽になった!』という使用感はよく覚えてますね(笑)そして6年後の2017年に手にしたアシュタカ製タイプ30T、7年後の2018年に製作依頼して完成したまさに今、記事にしているタイプ30T-TP。ホントあの時代を経験しているからこそ、劇的に凄いマシーンだなと詰め作業をしていて思うのであります。これ業務用にも最適ですな~(笑)

ここでプレスマシーン製作者のアシュタカさんをはじめ、たくさんの方々から製作して頂いた『アイテム』をご紹介しますね。このアイテムあってのブリードでありますので、ホント感謝です!さて、画像5の『エロ皿』はスコフィールドさん製作の物です。大きさやその機能性の詰まったエサ皿はすごく考えられていることがわかります。ペアリングの成功率が上がること間違いないですね。画像6はアシュタカさん製作の『酸欠対策ディスク』です。40gオーバーのボトルに使用しています。どうなるか結果が楽しみです^^画像7は私が2017年度から使用している1800cc♂用PETボトルの肩口を詰めるbighead90upさん製作の『肩口用片手ステンレスプレスタイプ2』になります。これも良く考えられて製作されているのが使って見るとホント良くわかります。今まではステンレス製ハンドプレス(小)を使っていましたが、肩口用プレスの方が前々楽ですし詰まり具合が断然イイです!これで1800ccの肩口の問題が解決です!タイプ1もあるようですので、そちらとセットで持っておきたいアイテムですね^^さらに初令投入1本目用仕上げプレスアタッチメントの製作もお願いしておりますので完成が楽しみです。画像8と9はK+さんに製作依頼をし作成して頂いたプレスアタッチメントになります。こちらはセパレートタイプになっており、凸部が変えられるものになります。コスパの高いプレスアタッチメントですね!用途に合わせて凸部を交換し詰められるという発想は素晴らしいと思います^^ 画像10~18までは1800ccを詰める工程になりますが、最後(画像15~18)にK+さんのアタッチメントで仕上げプレスで完成です。作り手さんの思いの詰まった様々なアイテムを活用させて頂き、私のブリードが成り立っているんだと改めて感じますし、各製作者の物作りの真髄がその一点に詰まっていて見てるだけでも飽きません(笑)よ~く観察すると、細かな所とか『なるほど!』と思うところもあり、またその真意をお聞きすると、ちゃんと意味があるので勉強になります。最終的にはその『細かな』所に気配りをすることで『本物』が完成しているんだと感じました。ブリードも同じく、シンプルでありながらも繊細だと勉強させられます。2017年度ブリードも最終ステージです。初心に帰って、繊細な所もちゃんとお世話したいなと思います!またその他にも、ここで紹介していない素晴らしいアイテムがまだありますので、タイミングを見てご紹介したいと思います^^

 

◆♂形状確認(狙い撃ち2017年度仕込早期)とボトル交換の続き 2018.04/13(金)07:09

A38番/TT川西産奈良輪血統  17A38-8557C  85.0mm(8254-19)GL  57.3mm(2305)奈良輪 

◎画像♂データ

 川西産の弱点(モチベーションの問題?)は、幼虫の体重が羽化個体のサイズに反映ぜず一番楽しいはずであろう掘り出しが『心折れる』作業となるという事。全国の川西産ブリーダーの方は経験があるはず(笑)

それでも毎年飽きもせず(笑)、『検証』を繰り返してきましたが2017年度は♂の形状を確認するため、気になるラインを数ライン♂の早期を仕込んでみました。『大きく、太く、カッコいい』のいわゆる『大型重戦車形状』を目指しているのですが、太くなるための『横還元率』を持った血統である事に加え、大きくなるための『縦還元率』も兼ね備えた『系統』を探し出すという思いのみで、最近はブリードをしているといっても過言ではありません(笑)

冷静に考えれば、太くて大きい『2刀流!?』系統などそう簡単に見つけだすことは困難なんですよね。そうなんです、私自身も『難しい』と思っています。

しかし、大谷君は言いました。『自分を信じる!夢はあきらめたら叶いません』と。心折れそうになっていた私の心に再度『火』が付いたのは言うまでもありません!(ホントの話)

趣味の世界、楽しまないでどうする!という事でこれからも『大型重戦車形状』を追い求めていこうと改めて強く決意した次第であります。今回の検証もそういった中での試みであり、この♂を配合したラインもこれまた楽しいのではないかなと思っています。もちろん配合はじっくりと吟味して決めます。

どうでしょう、画像の♂ですが自分的にはかなりのイケメンと思っています。サイズは暫定ですが78mm位です。

最終28gからの羽化ですのでまずまずですね。形状は画像の通りとても綺麗で、頭幅もありバランスが良い個体です。

これで88mmあったら最高なのに・・・(笑)

さて、ボトル交換ですが順調に進んでいます。2017年度は2016年度よりも結果は良好です。(3本目時点)あとは、羽化ですね。

2016年度は、見事にサイズに還元しなかった。原因はなんとなくわかっているので、修正して2017年度羽化ステージを迎えたいですね。

幼虫の体重画像ばっかりではなく、羽化個体を、ドーンと載せたいですね~!

 

◆アシュタカプレスType30T-TPが完成するまで~使って見た感想 2018.04/04(水)07:37

 以前の記事でもご紹介しましたが、Type30Tの進化系でもある『Type30T-TP』がついに完成いたしました!

う~ん、素晴らしいの一言ですね。私の妄想を形にして頂き、製作者であるアシュタカさんにはホント感謝しかありません。

この30T-TPのイメージが思いつくまでには、多くの奇跡が実はあったりするんです(笑)ここには書きませんが、Badな事が引き金になってたりするんですね(笑)そこからず~~~と考えてたら、神様が降りてきた感じで。しかしながらその妄想も断られたらこのプレス機は存在しない訳ですから、一番のContributorsはアシュタカさんなんです^^この場をお借りしまして心より御礼申し上げます!

さて使用感ですが、2本同時に詰めるわけですから30Tよりも力が必要だと単純に思っておりましたが、流石ハイパワーモデル!2本同時でもそんなに力は必要ではなかった!しかも奥行のガイドがあるため所定位置にセットするのが思ったより簡単。詰める作業時間が短縮されたのは言うまでもありません。6ブロックを1500ccボトルに詰めるのに、約25分しかかからない!?あれっ間違ったかなと、もう一回計り直し。次は20分!?本気出せば何分で終わるんだろう?と言うくらい、最速です(笑)重さもさほど苦ではないですが、より使いやすくするためダイニングテーブルを購入しました。立って作業する事で効率を良くしたいと思いまして、早速明日届く予定です。画像のビリヤードボールはB.B-ARTさんに握り玉用に加工して頂きました。しかも打倒ヤンキース!頑張れ大谷翔平!という事でMLB仕様のビリヤードボールを手配。エンゼルスの球はあえて一つに(笑)ヤンキースは好きな球団ですが、エンゼルスの宿敵という事で(笑)黒い球はMLB仕様のエイトボールで、カッコいい!

話がそれてしまいましたが、ぜひ皆様もいかがでしょうか!投資する価値がこのマシーンには十分ありますね^^

 

◆お問い合わせのありました37gオーバーの経過を参考までに。 2018.03/14(水)17:04

A01-15/K4

8/15 TT2/マット落ち

11/27 TM/33.6g

3/6 ダ/41.6g

A01-18/K4

8/15 TT2

11/27 TM/34.1g

3/6 ダ/48.5g

A01-37/K4

9/11 TTG/マット落ち

1/6 TM/31.9g

3/6 デ/40.0g

A43-03/C

8/16 TTK

11/27 TM/36.1g

3/6 デ/37.1g

A43-14/C

8/16 TT2

11/27 TM/30.1g

3/6 ダ/38.7g

A43-20/C

8/16 TTK

11/20 TM/33.0g

3/14 ダ/40.0g


A45-06/GL

8/29 TTK

12/11 TM/35.1g

3/6 デ/39.2g

D51-02/D

8/31 TT2/マット落ち

11/27 TM/31.3g

3/6 デ/40.9g

T55-03/C

8/16 TT2

11/27 TM/32.3g

3/6 ダ/38.5g

T55-11/C

8/16 TT2/マット落ち

11/27 TM/31.0g

3/6 デ/37.4g

R58-47/GL

9/11 TT2

12/19 TM/31.6g

3/6 ダ/37.0g

*


 本日やっと申告が終わりホッとしています。この時期はやることが多くて大変です(笑)

さて来週から♂3本目の菌糸詰めを4週連続でやる予定で、250本ほど詰めます。これから交換するラインの中には、期待しているラインが沢山あるので楽しみです。前回の交換で幼虫の経過を知りたいというお問い合わせを頂きましたので、参考までに公開いたします。

マットに落ちた幼虫は3軍だとおっしゃっておりましたが、私の所では問題なく成長しています。もちろん幼虫が材から落ちてくる事も想定し、セットを組んでいるので、それがイイのかどうかはわかりませんが公開している通りです。なぜ、こぼれた幼虫はダメなのか?私はプチオカルト的な情報は信用しません(笑)雑菌が良くないとか言っておりましたが、雑菌なんて普通にそこらじゅうゴロゴロしてるので、気にしたことはありませんし、そもそも菌糸にカビが発生するボトルなんてほんと数本しかありませんよ(笑)その様な情報を皆さんはどこから仕入れてくるのでしょう?皆さんの情報収集力は凄まじい(笑)もう、私は時代についていけてないですね(笑)でもそのおかげで、オカルト的?な情報に左右される事が少ないので、自分の思った通りにできておりますし幼虫の管理もうまくいっているので、まぁイイかなと(笑)でも道具や容器等々は完璧に消毒してから使いますし、その日のうちに片付けますし、カビ菌も出さないような努力はしています(笑)キノコもあまり生えさせませんよ!私もどちらかと言うと潔癖症なので(笑)

もうある程度ブリード基盤が出来上がっているので、終盤までは何とかうまく管理できてるのですが、最後の最後がね・・・。

今はとにかく大きな幼虫を『完品羽化』させる事と、デカく羽化してくるラインを『探す』事に頭が一杯です。川西産はマジで最後の最後に心折られることが多い血統ですので、いろいろ工夫しているのですが毎回ノックアウトされています(笑)だれか、上手く羽化させる方法を教えてください(笑)

羽化まであとわずか。残り数か月の管理をより丁寧にお世話をしたいと思います!今年こそは・・・!

 

◆3本目一部交換スタート!出た~TT川西から48.5g・・・まじか(笑) 2018.03/06(火)17:58

 本日50本ほどボトル交換をしましたが、出ましたねぇ~48.5g!自己ベスト(笑)温度管理を見直した初年度から48gアップが出るとは正直驚きです。しかもTT川西産K4から。掘り出した瞬間『キタっ!』って思いましたよ、不全がキタって(笑)しかしながらそのデカさやズシっとくる重さは圧巻ですな。もう、34gとか小さく見えてしまいました(笑)今回はあまり体重を乗せないようにと管理はしてましたが、大きくなるのは大きくなるんですよね・・・(笑)全部無事に羽化してくれるよう、細心の注意と努力をしたいと思いますが、神様にもお願いしようと思います(笑)

♂のボトルは残り200本以上ありますので、38g位の健康な幼虫が沢山出てくれると嬉しいんですが・・・(笑)

さて、親情報を見てみると、親虫の大きさは♂♀共さほど大きくない。やはり『相性』ですかね。そして興味深いのは早期の♀を配合したラインが今の所優秀である事がわかる。今まで早期を仕込んだことがなかったが、こんなにも早期♀に爆発力が秘められているとは・・・。だからみんな早期を仕込むんだな・・・!今頃気付くとはっ(笑)今期ブリード分の早期♀の仕込みですが軽い体重から大きく羽化してくる『早期個体の高還元率』をテーマに取り組んでおります。今後は今期羽化個体の成績と来期羽化個体の成績を比較し、私なりのブリードスタイルの基礎を更に固めて行けたらと思います。しかしながら、『生き物』と言うカテゴリーに属している以上、『個体差』というコントロールできない部分の影響も考察しながら、この趣味を楽しみたいと思います^^しかしまぁ・・・早期の♀の威力がねぇ~こんなスゴイとは・・・。羽化してみないとわかりませんが(笑)ホント今頃なんですよね(笑)

A01番/TT川西産K4血統 17A01-8456K4 84.5mm(1426-26)K4 56.4mm(1411-14)G
A43番/TT川西産C血統 17A43-8051C  80.0mm(14-220)銚子G  51.6mm(1633-32)C/早
A45番/TT川西産GL血統  17A45-8051GL  80.2mm(15191-957)銚子G  51.5mm(1622-23)GL/早
D51番/TT川西産D血統 17D51-8050D 80.8mm(森田DG83)2-1 50.0mm(1625-27)D/早
T55番/TT川西産C血統 17T55-8556C 85.3mm(1412-73)G 56.1mm(1425-17)D/再
R58番/TT川西産GL血統 17R58-8554GL  85.0mm(148254-K2)GL 54.0mm(1615-01)G/早 

 

◆プレス機をメンテするついでにプチカスタムしてみた(笑)~初期モデルも重宝してます^^ 2018.03/05(月)21:01

 昨年アシュタカさん製作、タイプ30T/1プレス機を導入し今まで使用していたプレス機(三階松製)を2台(1台は予備)使わなくなるだろうと、一度手放そうかなと思った事がありましたが手放さないで正解でした。仕上げボトルを詰める時の細かな作業には、この初期モデルが非常に使いやすく重宝しています!2台のうちの1台は仲良くさせて頂いております、元祖奈良輪SP作出者元木さんの所で『アトム号』として活躍しております(笑)さてもう1台のプレス機ですが、使い込んでいたため合板も痛んでおり、ラックやギヤなどのメンテも含めてプチカスタムをしてみました。全部ばらして汚れを取り除き、ちょっとカラフルに(笑)レバーを長くして握り玉もビリヤードの球に交換。握り玉を大きくしただけでも結構作業が楽になります^^合板もビンテージ風クリームモンブラン色に交換し敷きゴムを貼り付けました。本体もツートンカラーにしてステッカーチューンを!(笑)今まで失敗した数々のステッカーをベタベタと塗装面の粗さを隠すため、張りまくりました(笑)三階松製はラックやギヤなどの摩耗が少なくホントに長持ちしますね。私が使用している初期モデルは、すでに2.000本位(もっとかな!?)は詰めていると思いますが、まだまだピカピカです。今回メンテ(ボルトナットも新品)&プチカスタムした事で新品みたいになり、とても気持ちがイイですね^^これからも大事に使いたいと思います!