(東北の虎。)は目指します。合言葉『8532』
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2017/04/03(月)
◆Dorcus黒王様より最後の久留米産補強させて頂きました◆
♤黒王さん親虫候補個体♤
以前よりお世話になっております、黒王さんより、886直系84.5mm(左)と886同腹866インライン直仔84.7mm(右)を運良くGetすることができました。先日購入いたしました85mmを管理ミスにより★としてしまい、再度ご連絡をさせて頂きましたところ黒王さんの親虫候補であった♂個体を快く出していただき大変助かりました。ここへきて2017年久留米ラインは最高の布陣で大型個体作出に挑むことができます。黒王さんには心より感謝いたします。
今後川西産大型化に向け重要である1625番と1626番ライン
私が思う『川西産大型化への挑戦』において最も重要であると考え2016年度にて配合したTT川西産D(DG系)のクロスラインですが、そのうちの1625番-13が19gから羽化してきました。少し暴れたにもかかわらずサイズは約55.0mmオーバー(後日再計測)で幅もあり体表も綺麗で見た瞬間『よしッ!』と思いました。こういう軸を作り独自の配合を展開してきましたが、2016年度も今後において軸となるラインができたのは大変うれしく思ます。私の思い描く『太さのある川西産大型個体』作出に向け少しずつ前に進んんでいるように感じています。でもまだまだ道のりは長いです。
銚子オオクワガタ倶楽部様より『銚子川西産G血統』を継承させて頂きました。
以前よりお世話になっております『銚子オオクワガタ倶楽部』様より『銚子川西産G血統』を継承させて頂きました。画像は、80.0mmの個体になりますがご覧のとおり私の大好きな太く重戦車のような形状を持った素晴らしい個体です。『鎌刃型』の美しい湾曲を持つ川西産の魅力の1つである大顎は我々見る者を虜にしてしまうでしょう。これらの血を次世代に残し究極の『川西産の極上形状』を作り上げたいと思います。この度は素晴らしい個体をお送りいただきました『銚子オオクワガタ倶楽部』様には心より感謝いたします。この素晴らしい形状を次世代に繋げていきたいと思います。
早いものでオオクワのブリードはもう11年目となります。年を取るのも早く感じますがオオクワブリードもそんな経つんだなと長かったようで、振り返れば短かったようで。最初の3年間は10数頭のみのブリードでした。どうしても70mmの壁を越えられなかったことを思いだします。当時は菌糸ボトルなど用品等々はホームセンターで。菌糸ボトルに関してはかなり高額だったこと記憶しています。幼虫の♂♀判別もできず大きなボトルで小さな♀が羽化する事も多々ありました。しかしながらボトル側面で蛹になった時のあの何とも言えない子供に帰ったような不思議な感覚は今でも覚えています。前蛹になった時は死んだのかなと思いボトルをつついたりもしていました。懐かしいです。ここまで長くオオクワガタのブリードをやることになるとは思いもよりませんでした。さて2017年度は久留米産の復活を掲げ準備をしてきましたが、その復活の裏には2015年委託ブリードをしてくれたS氏の存在なくしては語れません。2012年度ブリード久留米産の血を絶やすことなくまたこうしてブリードできることに心からS氏に感謝しております。
♤ 久留米5年ぶりの復活 ♤
久留米産の今期親虫の詳細をアップしました。ナビよりご覧いただけます。4月頭にはペアリングを開始します。補強はBergSpinne氏から♀を7頭もの補強をさせて頂きました。良形状をしておりとても楽しみです。画像はmasuko氏からお譲り頂きました85.1mmの素晴らしく整った形状の♂個体で、しがみつく力も強くとても元気です。今期親虫候補として残しておられた個体を運よく手にすることができ、とてもラッキーでした。ご覧のようにとてもカッコいい個体です。太い川西産ばかり見ておりましたが、シュッとした久留米産もカッコいいなぁ~と思いました。すべての系統に合わせる予定ですので頑張って頂きたいと思います。その他にも♂1頭♀6頭の補強をさせて頂き、2017年度久留米産のブリードは最高の布陣を組むことができ、増々楽しみになってきました。
BergSpinne様、masuko様とても良い個体をありがとうございました^^
♤2017年~東北の虎。川西産&久留米産♤
川西産は今期も多くのラインを組む予定です。その他には2016年度ブリードにて産まなかった♀をもう一度ペアリングし再挑戦します。久留米産は色々と考えましたが原点である2012年度『TT久留米産877系・861系・856系』を中心に展開し、新生TT久留米産の魅力とその大型血統としての可能性を再度お見せできればと思います。画像はGゴールド血統を選別累代してきた『TT川西産G』ですが、私が思い描く形状に1歩1歩確実に近づいています。その他のTT川西産も各系統ごとの形状の特徴やその個体の持つ能力・素質・資質等を色濃く反映させるべく選別、配合を行っておりその拘りこそが『東北の虎。』のブリードスタイル。それが変わることはありません。まだまだ道のりは長いですが、その先にある大きな何かが少しだけ見えてきたその楽しさは半端ないです!もちろん心が折れそうになる瞬間も多々ありますが・・・笑
※画像:TT川西産G系2017年羽化個体
『デカくなってる』と『高還元率』を見極め把握するという事
私は還元率に関して『縦の還元率』と『横の還元率』があると理解し、初令から羽化までの成育状況や羽化個体の形状を見て配合を決めています。そもそも『還元率』とは何なのか?縦に出るのか横に出るのかという本当にシンプルなものと考えています。ただ『還元率』に対してシンプルだけど簡単に考えているわけではなく、もっとも重要なのは『デカくなってる』ということなんだろうと思います。最終的には『デカくなっている』+『還元率』の優秀なラインから『怪物』が出現すると考えています。まずは『体重が乗るライン』、そして羽化サイズは関係なくしっかり『羽化してくる』ラインを把握するという事。そこで今回も熟成期間中の体重増減を把握するべく先日数ラインの♀幼虫を交換しました。選出した幼虫は暴れもなくボトル状態は最高で菌糸環境も同じです。早期羽化個体のサイズと今回のデータ結果から見た羽化サイズとリンクさせ、その様々な『能力・素質・資質』を見極めていきます。
全てを細かくは書きませんが次の通り。(♀の場合)
①最終ボトル20g→熟成期間中16g(熟成期間に入る前に減量した)
55mm前後~縦還元率良
幅がある52~53mm~横還元率良
プラスきれいに羽化~羽化力良
②最終ボトル16g→熟成期間中20g(熟成期間に入る前に増量した)
60mm前後~縦還元率良
56mm前後~デカくなる素質良
幅がある54~55mm~横還元率良
プラスきれいに羽化~羽化力半端ねぇ!
と熟成期間中に交換したからこそ分かるデータになります。
交換せずに①の最終20gから55mmが出てもこの個体の還元率は普通と考え、②の最終16gから60mmなんて出たらびっくりしてスゲーラインだ!となるでしょう。それは『正しいデータ』ではありません。なぜデカく羽化してくるのかには、様々な『理由』が存在します。配合を決めるとき今回のデータを把握し参考にするだけで面白さやたのしみが倍増するのではないでしょうか^^画像の幼虫は♂ですが私の好きな形をした『頭のでかいぷくぷくした幼虫』です。実物はホントデカい。最後は『生命力』の強い個体が残ります。最後はそこに行き着きます・・・(笑)
フン出し40gオーバー。本当にでかい!
本日のボトル交換にて40gオーバーの幼虫を筆頭に30g後半がポンポン出てくれました。
2014年度よりもいい成績ですが、2014年度はここから羽化までの間に約3割の★を出してしまいました。
今回はそうならないよう対策してきましたが心配ですね・・・!
【 TT川西産G系から40gUP 】
本日30本ほどTT-G系統のボトル交換をしました。
35g以上の幼虫がほとんどでしたので今の所順調です。
⑨番 1609-8556GL (160902) TT-GL系統
85.0mm(7951-24)G × 56.7mm(GG84KW)G
6/6 バクテリアマット
6/27 TH(800)
10/31 T37(1400) 40.3g
1/30 M(1400) 43.7g
⑰番 1617-8557G (161702) TT-G系統
85.0mm(0885)G × 57.0mm(1149)G
7/6 T22(800)
11/12 T37(1400) 37.6g
1/30 M(1400) 41.1g
下の画像は2本目交換での40gアップの幼虫です。その他にも30g後半が多数出ています。
まだ他に1本目35~43gの幼虫がおりますのでこれからの交換が楽しみです。
TT-kawanishisan/kurume Blood
Base Blood-TOHOKU TIGER。
TT-kurume-***
久
留
米